【レポート】佐藤流司が初の原案・脚本・演出に挑む！舞台『カストルとポルックス』本日開幕！

2023.03.24

2023年3⽉24⽇(⾦)東京・品川プリンスホテルステラボールにて、舞台『カストルとポルックス』が開幕。

『カストルとポルックス』は、舞台配信サイト「シアターコンプレックス」にて2022年にオリジナルプログラムとして発表された、佐藤流司プロデュース企画。
2.5次元をはじめとした多くの舞台に出演し、音楽活動も行うなど多岐に活躍している佐藤流司が、『カストルとポルックス』で初の原案・脚本・演出に挑み、⾃⾝も本作に出演。

主演を務めるのは、ダンス＆ボーカルグループTHE RAMPAGEのパフォーマー藤原樹。そして、新谷聖司、田村升吾、山﨑晶吾、うえきやサトシ、龍(THE RAMPAGE)、中村誠治郎、北園涼が出演します。

本稿では、囲み取材での開幕に向けたキャストコメントと併せてゲネプロの様子(写真掲載：10枚)をお届けします。

後段左から：龍、田村升吾、山﨑晶吾、うえきやサトシ
前段左から：中村誠治郎、北園涼、藤原樹、新谷聖司、佐藤流司

意気込みコメント

藤原樹：初めて主演を務めさせていただきます。素晴らしいキャスト、アンサンブル、スタッフの皆さんに囲まれて、恵まれた環境でやらせていただきます。個人的にも初座長ということで、これから先、僕にとっても観に来てくださる皆さんにとっても忘れることのできないような、最高の舞台にしたいです。結構ハードなスケジュールですが、全員で安全第一で最後まで怪我のないよう走っていきたいです。

新谷聖司：素晴らしい作品で、何度もご覧になるお客様もいらっしゃると思うので、何度観ても感動できるお芝居をしたいと思います。頑張ります。

田村升吾：流司くんが書いた脚本が素晴らしくて、それをこんな素敵なメンバーでやれるということを本当に嬉しく思います。稽古は毎日楽しくて、勉強になることも沢山ありました。この10日間、毎日楽しみながら自分の役割を全うしたいと思います。

山﨑晶吾：流司くんが初めてのことに挑戦するということで、この作品に携わることができて凄く誇らしいです。自分が出来る全てをかけて、全力で挑みたいと思います。最後まで応援よろしくお願いします。

うえきやサトシ：最高のメンバーで最高のものを届けられたらと思います。最高です！！！

龍：最高な舞台に携わることが出来て嬉しいです。来ていただいた方は、心の底にあるものが揺れるような、いろんな感情を持っていけるかと思います。全力でチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。

中村誠治郎：流司が原案・脚本・演出、そして樹くんが初座長という、記念すべき作品に呼んでいただけた意味を考えながら、自分に出来ることを一生懸命やってお客さんに楽しんでいただけるよう頑張ります。

北園涼：最高のメンバーと最高のスタッフといった、素敵なメンバーの中に入れたことを本当に嬉しく思います。この皆さんと過ごせる時間を大切に、最高に過ごせるように日々精進していきたいと思います。そして何より、流司が脚本・演出をしているので、花を添えられるような公演にしていきたいです。

佐藤流司：昨日まで脚本・演出家として観させていただいていて、今日からいよいよ役者としていつも通りの立場に戻って、皆さんと一緒にお芝居をやらせていただきます。相当面白い作品になっていると自負していますので、是非来ていただけたらと思います。

お客様へメッセージ

藤原樹：本日初日を迎えます。このメンバーで稽古をしてきて、あとは本番を頑張るだけだと思います。僕ら自身も楽しんで、これから先の活動の強みになるように全力で最後まで頑張っていきたいと思います。是非、この舞台を観に来てください。

新谷聖司：最高のメンバーで最高の作品が出来るので、皆さんの存在感に負けないように、こんな弟が一家に一人ほしいなって思ってもらえるように頑張ります。楽しんでいただけたら嬉しいです。

田村升吾：普段舞台に立たせていただくことが多いんですけど、今回はすごく試されているような気持ちです。役者先輩の流司くんが演出をしていて、これだけのメンバーが集まって、凄いものをみんなで背負っているような感覚で、最後まで楽しみながら頑張っていきます。(公演グッズで)戯曲本もあるので、そちらも是非手に取っていただいて、実際の舞台と見比べながら楽しんでいただけたら嬉しいです。

山﨑晶吾：何回観ても新しい発見があるような作品になっておりますので、是非何度も何度も観てほしいです。最後まで応援よろしくお願いします。

うえきやサトシ：みんな怪我なく10日間15公演を突っ走っていきたいと思います。アドリブも頑張ります。全力で頑張りますので、よろしくお願いします。

龍：稽古期間はかけがえのない時間でしたし、刺激的な日々でした。全員の力を合わせて、1公演1公演を大切にしながらやりたいと思います。

中村誠治郎：唯一の40代ですが、年齢関係なくすごい才能の持ち主が集まっていると感じています。舞台は敷居が高いという印象が強いと思うんですけど、この作品は舞台を観たことのない人にもみやすい作品となっていますので、これをきっかけに舞台を好きになっていただければすごく良い作品なので、騙されたと思って観に来てください。

北園涼：本当に感動できて、笑える作品になっていると思います。何度でも楽しんでいただける作品になっていますので、是非よろしくお願いします。

佐藤流司：企画を考えたのが昨年の3月頃で、7月くらいから本格的に脚本を執筆しはじめ、半年近く台本を書いては消してを繰り返した、だいぶ手のかかる子だったなと。これをドラマでも映画でもなく、舞台でやるからこそ意味がある作品だということを実感してもらえるかと思います。現場に来ていただいて、役者の熱や舞台ならではの美しさを感じていただけたら。

ストーリー

西暦2045年。繰り返された戦争や環境汚染によって、地上から姿を消した人類。残された者たちは、地下シェルターで共に生活をしていた。

貧民街近くのオンボロアパートに、肩を寄せ合い暮らす兄弟がいた。喧嘩っ早いが仲間思いの兄・五十嵐総司(藤原樹)と、兄との生活を日記に綴る心優しい弟・翔(新谷聖司)。生まれた時からシェルターで育ち、星空を見たことがなかった二人の夢は、本物の星を見ることだ。そんな兄弟を見守りながら、総司に喧嘩を教えるガラクタ売りの鷺沼(中村誠治郎)。喧嘩仲間の犬御(北園涼)、猿渡(うえきやサトシ)、雉丘(山﨑晶吾)と、強い総司を慕う洋介(田村升吾)の存在も、兄弟の支えになっていた。

その頃、街の平和を守る委員会の東雲修太(龍)と霊誠也(佐藤流司)は、治安を乱す恐れのある貧しい者たちをマークしていた。中でも圧倒的な強さを持つ総司に目をつけた修太は、卑劣な手段で兄弟を追い込んでいく…。