【インタビュー】饗宴「茜さすセカイでキミと詠う〜縁〜」高杉晋作 役:千葉瑞己さん

【インタビュー】饗宴「茜さすセカイでキミと詠う〜縁〜」高杉晋作 役:千葉瑞己さん

「茜さすセカイでキミと詠う」は、ジークレスト社からリリースされたスマホアプリゲーム。
太陽が昇らなくなった異世界を舞台に、「太陽の巫女」である主人公が高杉晋作など日本の偉人と同じ名を持つ「ツクヨミ男子」たちと、太陽を取り戻す旅に向かう「和風ファンタジー×恋愛」パズルRPGです。

舞台版は2021年5月に初演『饗宴「茜さすセカイでキミと詠う〜絆〜」』(通称:アカステ)を上演し、2022年6月には再演が行われました。
そして新キャラクターを迎え、12月16日(金)より飛行船シアターにて『饗宴「茜さすセカイでキミと詠う~縁~」』が上演されます。

この度、初演から高杉晋作を演じている千葉瑞己さんにインタビューを実施。
初演・再演を振り返ってみての思いや飛行船シアターならではの魅力、本作で楽しみにしていることなど語っていただきました。

最後に直筆サイン入りチェキのプレゼントも♪

高杉晋作 役:千葉瑞己さん インタビュー

【インタビュー】饗宴「茜さすセカイでキミと詠う〜縁〜」高杉晋作 役:千葉瑞己さん

アカステには初演から出演していますが、改めて振り返ってみての感想をお願いします。

初演・再演と、同じ物語を2回やらせていただいて、違う座組ではあったんですけど、再演を経て解像度の高い『日ノ許<ヒノモト>』の世界をお客様にお届けできたと感じています。
再演をやった時に僕らも初演とは違うものが見れましたし、劇場が変わって演出面でも結構変化があったのも大きかったです。飛行船シアターは全面に映像が投影されるので、お客様にとっても僕らにとってもより没入感のある作品になりました。
続投のキャストのみんなは特に、自分の中の深いところに日ノ許が根付いたなと。今回の続編では新キャストの方々の力も借りて、より広がった日ノ許の世界をお見せできる、良い作品になるんじゃないかなと思います。

再演での270度プロジェクションマッピングの演出について触れていましたが、そうした映像演出が加わったことで影響を受け変化した部分はありましたか?

一番最初の『雅の国』で鈴藤祭があり、そこがすごく思い出深いです。『雅の国』ではそこから物語が進んでいくんですけど、初演の時は自分の中で鈴藤祭の綺麗な景色を想像して、そこに思いを馳せて演じていましたが、再演では背景いっぱいに藤が綺麗に映し出されて、実際に景色を目の前にすると全然違うなと感じました。想像していたものと違った訳ではなく、実際に景色を見ながら演じるのとでは、感情移入のしやすさが違いました。自分の心も一層動かされましたし、観ているお客様も得られる情報量が増えるので、より感動してもらえたんじゃないかな。これは本当に、この飛行船シアターならではだと思いました。

初演・再演とやってきて、大変だったことはありましたか?

再演に関しては、既存のキャストが半分、そして新キャストが半分と、新旧入り乱れての座組だったので、迎える側の僕らは「ようこそ!」と、一緒に頑張って作っていこうねという気持ちでいました。
新キャストの方は「頑張って付いていかなきゃ」「早く馴染まなきゃ」と気合が入っていたのが初日からすごく伝わってきていたので、そう思って作品に参加してくださるのが嬉しかったですし、逆にそんなに肩肘張って頑張りすぎなくても大丈夫だよっていう思いもありましたね。なので、そこのバランスというか、お互いの気持ちのバランスを整えていくところに注力していました。集まったメンバーがすごく気のいい人間ばかりだったので、大変だったことはあまりなかった感じでした。
初演の座組も素敵でしたし、どちらも違った雰囲気のいい座組になったなと、座長をやらせていただいているうえでも嬉しかったです。

【インタビュー】饗宴「茜さすセカイでキミと詠う〜縁〜」高杉晋作 役:千葉瑞己さん

初演と再演、具体的にそれぞれどんな座組でしたか?

初演では、経験豊富な方々が多かったので、最初から結構スムーズに進んだ印象でした。それぞれ今まで積み重ねてきたものがあり、更には知り合いの方も多く、そういった意味ですごくやりやすくて落ち着いていた座組でした。
再演では、新キャストとして入った子たちが初舞台だったり舞台経験が少ない子が多くて、すごくフレッシュで活力に満ち溢れている座組でした。僕らも刺激を貰いましたし、お芝居をしていて受け取るものや、自分から出てくるものがまたちょっと違っていて。同じ物語でも、座組の雰囲気は真逆でしたね。

今回は新作で、新たにキャストが加わりますがどんな座組になりそうでしょうか。

今作には桂小五郎役で、すごく仲の良い鷲尾修斗さんが出演するんです。今回で今年の共演が3回目になるので、そういう意味でも縁を感じていますし、本当に頼りにしていて大好きな先輩なので嬉しいです。そんな方が僕が演じる晋作の大事な人を演じてくれるのもすごく嬉しいですね。他の新キャストもそうなのですが、舞台経験が多く頼もしい方々が入ってくださるので、初演・再演を乗り越え、新たな旅に出られるのが楽しみです。より深い、味のある座組の作品になるんじゃないかな。

では、他の新キャストの方々にはどのような印象を持たれていますか?

輝馬さんは「錆色のアーマ」の舞台でお芝居を観させていただいた時に、すごい役者さんがいるぞ!と思うくらい存在感がありました。輝馬さんのお芝居ファンなので、オオクニヌシをどう演じるのか今から楽しみですし、共演できるのが嬉しいです。

【インタビュー】饗宴「茜さすセカイでキミと詠う〜縁〜」高杉晋作 役:千葉瑞己さん

今作で特に楽しみなことはありますか?

前作は太陽を取り戻す旅という目的があったんですけど、今回は晋作が晴明を取り戻す旅になります。晴明が僕らの元を去ってしまって、幼馴染でずっと一緒に旅してきたのにこの後どうなっちゃうんだろうとか、個人的にすごくドキドキしています。晴明役の聖二くんとも、初演の時点で続編あったら晴明大変だよねという話をしていたので、多分聖二くん自身もドキドキしているんじゃないかな。今まで相棒のように接してきたのに、今作ではまた立ち位置が変わってしまうので、僕らの演技にもどういった影響が出るのか楽しみですね。

役作りに関してお伺いしたいのですが、千葉さんは原作がある役を演じる時はどのように役作りをされていますか?

原作をリスペクトするというところを大事にしているので、アカステだったら原作ゲームをやって、世界観や演じる人物を自分なりに理解するようにしています。ストーリーも何度も読んで、役との距離を縮めていって、一番の理解者でありたい、どれだけ寄り添えるかを大事に役作りをしています。あと、演じる人物の声をたくさん聴きます。喋り方や息遣いなど、特にこだわって研究しました。プロデューサーの方にも稽古中に何度もアドバイスを頂いて。「今のはちょっと荒っぽかったですか?」「逆にこれは優しすぎましたか?」みたいな感じで、しつこいくらいに聞いて自分なりに調整をしたり。会話でのリアクションについても、晋作だったらどうするんだろうと細かく考えながら何度も台本を読みました。

原作ゲームだと喋っている登場人物の立ち絵が出てきて、会話を聞いて物語が進んでいくんですけど、舞台だと喋っていない登場人物たちもずっとステージ上に居て日ノ許で生きているんですよね。この人達が喋っている間、他の人はこんな顔をして話を聞いていたんだとか、舞台を通してお客様に知ってもらえたらよりアカセカの世界が深まるので、そういったところにも注力して役作りをしています。

アカステには3回目の出演となりますが、今作で特に力を入れたいと考えていることはありますか?

初演の時は、役作りと世界観に馴染むという所に力を入れていました。それを経てからの再演では、高杉晋作としての新鮮さを大事に、再演だけど新しい気持ちでいられるように心掛けて演じてきました。今回はその続編ということで、これまで作り上げてきた高杉晋作をしっかり信じて、フレッシュに向き合っていきたいと思います。

最後に、本作を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

初演、再演、続編と、こうして3作品に渡って続けられることを本当に嬉しく思っています。応援してくださる巫女様に恩返しできるよう、素敵な作品にします。キャスト・スタッフ一同頑張ってまいりますので、楽しみにしていてください。
こうしたご時世なので劇場に来るのはまだ難しかったりするとは思いますが、お芝居はもちろん、僕らが劇中で歌ったりするのを生で観ていただいて、日ノ許の世界を体感していただけたらと思います。
是非、劇場に遊びにきていただけたら嬉しいです。

今回インタビューをさせていただいた、千葉瑞己さんの直筆サイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!
【インタビュー】饗宴「茜さすセカイでキミと詠う〜縁〜」高杉晋作 役:千葉瑞己さんチェキの応募方法は2.5newsのTwitterをフォローし、対象ツイートをRTをするだけ!
応募締め切りは2022年11月17日(木)23時59分です!沢山のご応募お待ちしております!

※サイン入りチェキは当選者1名様につき1枚とし、TwitterのDMにて当選された方にのみ、ご連絡いたします。その際にチェキの種類は選べません。
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公演情報

饗宴「茜さすセカイでキミと詠う~縁~」【公演名】
饗宴「茜さすセカイでキミと詠う~縁~」

【会場】
飛行船シアター
〒110-0015 東京都台東区東上野4-24-11

【日程】
2022年12月16日(金)~19日(月) 全8公演
12月16日(金) 13:00★/18:00★
12月17日(土) 13:00★/18:00★
12月18日(日) 13:00★/18:00★
12月19日(月) 12:30★/17:30

★がついている公演はキャストによるアフタートーク開催
※各回で出演者は異なります。

【チケット価格(税込/全席指定)】
S席(限定特典付き):15,000円
S席:12,000円
A席:8,800円

<特典内容>
S席限定特典…L版ブロマイドセット
S席共通特典…公演パンフレット

【チケット販売スケジュール】
■一般販売(先着)
販売開始:11月19日(土) 10:00~

【販売URL】
http://confetti-web.com/akasekaenishi(プレイガイド先行・一般共通)

【リピーター特典】
複数公演ご観劇くださるお客様に『リピーター特典』をプレゼントいたします!
① 2公演ご観劇特典
② 6公演ご観劇特典
③ 8公演ご観劇特典(全通特典)

【出演者】
高杉晋作:千葉瑞己
森蘭丸:北乃颯希
聖徳太子:杉江優篤
夏目漱石:栗原航大
徳川綱吉:杉山真宏
安倍晴明:福山聖二

巫女:川村海乃
ヤチホコ:龍人

徳川吉宗:真野拓実
織田信長/師匠:田中稔彦

桂小五郎:鷲尾修斗

オオクニヌシ:輝馬

日ノ許の民:内田葵、久野木貴士、佐藤佑樹、佐藤慧一、染矢凌佑、藤木亨弥

イナバ:赤羽根健治(声の出演)

【スタッフ】
原作:「茜さすセカイでキミと詠う」(ジークレスト)
演出:鄭光誠
脚本:喜多村太綱
音楽:印南俊太朗
ヘアメイク:川井友美、小宮花洋
衣裳:西田さゆり

制作:ヴァカーエンターテインメント
宣伝・協力:ブシロードミュージック、ブシロードムーブ

主催:劇団飛行船

舞台公式サイト:https://hikosen.co.jp/eigeki/akaseka/
舞台公式ツイッター:https://twitter.com/akaseka_stage

© GCREST, Inc. ©Mynet Games Inc. ©饗宴「茜さすセカイでキミと詠う」製作委員会

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