松田昇大・赤羽流河 W主演!舞台「咎人の刻印〜ブラッドレッド・コンチェルト〜」上演決定!
蒼月海里原作の人気小説・コミック「咎人の刻印」舞台化決定!
この度、蒼月海里原作の人気小説・コミック「咎人の刻印」が2023年2月にオリジナルストーリーでの舞台化が決定。
舞台 「咎人の刻印〜ブラッドレッド・コンチェルト〜」は主演に松田昇大と赤羽流河、共演者には、杉江大志や中村誠治郎など、個性の強いキャストとクリエイティブなスタッフ陣が揃っております。
オフィシャル HP には原作の蒼月海里、脚本・演出の中島庸介(キ上の空論)のコメントも掲載。
今後も様々な展開を予定しておりますので、是非ご期待ください!
ご挨拶
*原作者:蒼月海里 *
お初にお目にかかる方々は初めまして。既にご存知の方はお世話になっております。
舞台『咎人の刻印~ブラッドレッド・コンチェルト~』の原作者でございます。
舞台化が決定した時は夢でも見ているのかと思いましたが、脚本家さんや俳優さんなどが次々と決まっていくうちに、私の中でようやく現実味を帯びてきました。
ファンタジー小説ばかり書いて幻想を売っている私の「現実」というのは、大抵、人々にとって泡沫の夢のような掴みどころのないもののようですが、今回の舞台は皆さまと同じ世界に存在するという現実的幻想となっております。
私が文章で概念的に生み出し、イラストレーターの巖本英利氏が具現化してくださったキャラクター達を、実際の俳優さんが演じてくださるとのことで、彼らの存在をより生々しく感じられることでしょう。
舞台という小説とは異なった媒体のため、原作から変更される点があるそうですが、舞台の性質を最大限に活かしてどのような形になるのかと、観客の一人としてワクワクしております。
実を申しますと、原作小説のシリーズ一巻発売日に第一回緊急事態宣言が発令されてしまい、休業せざるを得なかった書店さんでは一日しか新刊として並ばなかったという不遇すぎる作品でした。
本作は、「やってみたいこと」を詰め込んだ意欲作だったので、店頭にいらっしゃるお客様の目に触れることすらできないという状況がとても悲しかったのを覚えております。
しかしながら、このような形で皆さまにお披露目できるようになれたことは大変喜ばしくあり感無量でございます。また、昨今の情勢の影響を大きく受けておられる演劇に関われるということも、運命めいたものを感じます。
主人公が愛に飢えた殺人鬼で、その相棒がヘビー級の愛を抱えた吸血鬼というクセがすごい作品ではありますが、ご来場される皆様に楽しんで頂けますと幸いです。
*脚本・演出:中島庸介(キ上の空論)*
昨年から情報公開を待ち望んでおりました。ようやくです。
舞台『咎人の刻印〜ブラッドレッド・コンチェルト〜』脚本・演出として参加させて頂きます。
蒼月海里さんの原作の美しさを大切にしながら、舞台でしか見られない表現で、新しい『咎人作品』を描いていきたいと思います。素晴らしい俳優陣にも恵まれ、優秀なスタッフ達に囲まれながら、最高の環境で作品づくりができる事を、お客様以上に楽しみにしております。
明け透けに書かせて頂くと、今、コロナの流行が始まって以来、演劇界にとって最大とも言える危機です。千秋楽まで無事走り抜けたら奇跡・・『中止』『途中中止』は当たり前・・毎日朝起きて、『陽性が出ませんように・・』と祈る日々です。1人でも陽性者が出て中止になれば、その損失から再起不能になる主催者も少なくありません。更に、コロナ禍でのお客様の観劇離れもあり、ただでさえ脆弱な産業は、一層乏しくなっています。もはや博打のようなこの状況は『演劇存亡の危機』といえます。いやいや大袈裟な・・と思うかもしれませんが、実際SNSで『引退』や『解散』の文字をよく目にするし、新しい才能がスポットライトに当たらないまま消えていっています。
今はまだ良くても、この先、何年後かに、確実にエンタメに大きな影響を及ぼすでしょう。
身勝手な言葉ですし、私なんかがおこがましいですが、この先の、エンタメの未来の為に、演劇は継続されねばなりません。この公演はまだ過程であり、一つのバトンです。次へ繋ぐ為に、我々は傑作を目指し、公演の準備をしていきます。どうか劇場で見守って頂けたら幸いです。劇場でお待ちしております。
公演概要
【公演日程・会場】
2023 年 2 月 16 日(木)〜2 月 26 日(日) 紀伊國屋ホール
https://store.kinokuniya.co.jp/store/kinokuniya-hall/
【CAST】
松田昇大
赤羽流河
川隅美慎
杉江大志
伊勢大貴
古賀瑠
中村誠治郎
アンサンブル:
内田隼人
小笠原竜哉
坂本和基
寒川祥吾
清水優志
塚田知紀 (五十音順)
<「咎人の刻印」あらすじ>
「令和の切り裂きジャック」と畏れられる殺人鬼・神無が、自分に愛を告げる女を手にかける理由は――相手の体を裂いてまで探しているものは、たったひとつだ。
「人は、誰かに対して『愛してる』って言うだろ。でも、その愛って何処にあるんだろうと思って」
探しものを見つけることができない青年の前に現れたのは、陶器人形のような美しい少年・御影。
「それが欲しいなら、おいで。愛してあげる」
神無が招かれたのは、都心にあってそこだけ異空間のような古びた洋館だった。ここで一緒に暮らすのだと、御影は平然と神無に告げる。そのあまりに強引な展開に戸惑う暇もなく、すぐに神無は身をもって御影の正体を知ることになる。御影は、ひとの生き血を吸う吸血鬼だったのだ。
これは、罪を犯して人の道を外れ、罰の証の如くスティグマと呼ばれる刻印を身に宿した、異能の者達の、血塗られた戦いの物語。
《吸血鬼×殺人鬼》の究極のダークファンタジーが、小説にはないオリジナルストーリーで舞台化!
池袋を舞台に、殺人鬼・神無と、吸血鬼・御影の戦いが今始まる――
【STAFF】
原作:蒼月海里「咎人の刻印」(小学館文庫キャラブン!刊)
脚本・演出:中島庸介(キ上の空論)
舞台監督:西川也寸志(箱馬研究所)
美術:田中敏恵
照明・映像:関口裕二(balance,Inc.DESIGN)
音響:門田圭介(K2sound)
音楽:大内 慶
殺陣:中村誠治郎
衣裳:鈴木真育
ヘアメイク:工藤聡美
小道具:亀井英樹/羽鳥健一
写真:古田亘(ゴーグル)
演出助手:保坂麻美子(キ上の空論)
制作:池田千穂/内海朱音
共同プロデューサー:大澤美久(東映ビデオ)
プロデューサー:佐々木淳子
企画・制作:High-position
主催:High-position/東映ビデオ
運営:オデッセー
協力:萩原清美(リッカロッカ)/合同会社ポリアンナプラス
■オフィシャルHP: https://www.togabito-stage.com/bloodred/
■オフィシャルTwitter: https://twitter.com/togabito_stage
■原作情報
原作小説 「咎人の刻印」(原作:蒼月海里/小学館文庫キャラブン!刊)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09406760
コミカライズ「咎人の刻印」(作画:藤丸豆ノ亮/コミックNewtypeにて連載中)
https://comic.webnewtype.com/contents/togabito/
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