BLACK JACK

【インタビュー】歌劇『BLACK JACK』作曲家・宮川彬良さん、演出家・長谷川寧さん特別インタビューも収録!

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第3章『母と子のカノン』

第3章、『母と子のカノン』、嫁と姑の会話、お金問題はどんなことでもやっかいだ。こずかいをめぐるやり取りは観客から観たらユーモラスかもしれないが、当事者は本気モード。そこへ息子が帰宅、母と嫁の言い合いにはうんざりの様子、ここはちょっと面白おかしくテンポよく進んでいく。母はいつもどこかへ行く、同じ着物で。不審に思う息子は後をつける。息子にも、当然嫁にも言ってない重大な秘密、それは息子の出生時にまつわる出来事であった。様々なことが明るみになるにつれて舞台のトーンも変わっていく。簡素なセット、照明が物語を雄弁に彩る。息子は子供時代に大きな病にかかっていたことが明るみに。真実を知った息子、そして母は……。原作は『おばあちゃん』、このエピソードはファンの間でも傑作と言われている。この話が終わってから徐々にフィナーレに、昨年もそうだったが、『コップ1杯の水』というナンバーが歌われる。第1章〜登場した全てのキャラクター、そして合唱団も登場する。歌われている内容は壮大で、命と自然、『ブラック・ジャック』は常に命を扱っている。ここでオペラは最高潮に達する。

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第3章『母と子のカノン』

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