【レポート】世界に発信・劇場版アニソンワールド 永井豪×オーケストラ ダイナミックコンサート
幕開き、パイプオルガンが響き渡り重厚な序曲の始まりだ。オーケストラに合唱団が登場し、指揮をする和田一樹が……タキシードがなんと『デビルマン』カラー!で会場から大きな拍手が起こった。スクリーンにはおなじみの永井作品のアニメの映像が流れる。まず、最初は『マジンガーZ』、それから『ドロロンえん魔くん』、『ハレンチ学園』、『キューティハニー』等のアニメ映像がそれぞれのテーマ曲に合わせてシンクロする。さらに大サービス、“生身”のデビルマンやキューティハニーも登場、賑やかにオープニングを盛り上げる。これが一通り終わったところでMC登場、今回演奏にあたる東京ニューシティ管弦楽団と指揮者の紹介があり、またまた“演奏タイム”、『マジンガーZ』の『Zのテーマ』や懐かしいアニメ『魔女っ子チックル』の『チックルチーコのチャチャチャ』等を演奏、『キューティハニー』のオープニングテーマ曲では、またまた生身のキューティハニー登場、オケの前で“悪者”をお色気アクションで撃退、客席にも降りてくる、というサービスも。
実写版の『キューティハニー』の紹介映像が流れた。こちらは10月1日公開、最先端の映像表現を駆使したアクション映画、公開が待ち遠しい。
その後は『ゲッターロボ』や『グレンダイザー』等を演奏、原作者・永井豪の画業をスクリーンで紹介。会場には先生本人も駆け付けて客席から大きな拍手が起こった。『デビルマン』、ここもオーケストラを前でアクションを鮮やかに披露、ところが途中から、なんとマエストロ和田も悪者退治に加わり大活躍!やんやの喝采を浴びた。『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』のメドレーがフィナーレを迎えた処で、スクリーンには『マジンガーZ』のおなじみの場面が出てきた。主人公が乗り込むシーンであるが、乗ったのは……大写しになったのは、なんと“アニキ”、こと水木一郎!なんと2次元(アニメキャラ)になって『マジンガーZ』に!このサプライズに観客は大喜び!そこに待ちに待った“リアル”水木一郎が登場し、会場から大きな拍手と声援が!流石、アニキ!おなじみの歌を次々と熱唱、観客のテンションはヒートアップ!最後は『マジンガーZ』をアニキと合唱団と客席で大合唱、全員でもちろん『ゼ〜ット!』で終了した。
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