【オフィシャルレポート】ドラマティック・レビュー『うたかたのオペラ』開幕!キャストコメント&舞台写真が到着!
1月13日(木)から東京・六行会ホールにて、ドラマティック・レビュー『うたかたのオペラ』が開幕しました。
本作は、日本のミュージックシーンの第一線で活躍した音楽家・加藤和彦の伝説的なアルバム『うたかたのオペラ』『パパヘミングウェイ』『ベル・エキセントリック』の3部作をベースに、横内謙介がイメージした虚構の世界を舞台化した幻の名作で、2009年に初演。
2010年の再演を経ておよそ12年ぶりに復活します。
戦時中の満州を思わせるかりそめの都に建つレビュー小屋「シャトー ド レーヴ」を舞台に繰り広げられる退廃と耽美、センチメンタルな夢物語を、芝居と浅草オペラや戦時歌謡などのナンバーを織り交ぜ紡ぎます。
美しき歌姫メイファ役には元宝塚歌劇団星組トップスターで歌・ダンス・芝居と三拍子揃った北翔海莉。ナンバーによって変化する衣裳、早替えも見どころだ。初演の主演は宝塚歌劇団の先輩・紫吹淳。歌劇時代から紫吹の背中を追ってきたそのバトンをどう受け継ぐのか劇場で確認してほしい。
道化のドクトル・ケスラー/アマカス役には多くの人気舞台作で活躍中の中村誠治郎。アーティストとしても活躍する中村が、現代の楽曲とは異なるテイストである昭和の名曲を唄いダンスにも挑戦。
表と裏の顔を持つ同一人物を熱演しています。
脱走兵として一座に逃げ込んで来る宗一に神里優希、「シャトー ド レーヴ」とは何だったのか?ストーリーテラーのように目撃者として座員たち生き様を語ります。
そして一座のマスコット的存在の武志役には佐伯亮、正吉役に大隅勇太、さらに鳳翔大、宮川安利、花陽みく らが盛り上げます。
公演は1月23日(日)まで。キャストから初日を迎えたメッセージをお送りいたします。
キャストコメント
北翔海莉
12年振りの再演ということで、大変嬉しくお稽古に励みました。
加藤和彦さんの素晴らしい楽曲に、今回のキャストならでは新しい魂を吹き込んでお届けしたいと思っております。
今の世の中だからこそ、愚か者が誰より偉く、臆病者が1番強いという言葉の意味を伝えるべく、メッセンジャーとして舞台を務めたいと思います。
個人的には、紫吹さんの背中を追って、この作品に挑戦させて頂けることがとても幸せです。
中村誠治郎
いよいよ初日です。
最初はダンスに苦手意識があり、不安だらけで稽古をしてきましたが、KAZOOさんをはじめ、出演者のみんなにもすごく助けてもらいました。今ではみなさんのおかげで自信持って舞台に立つことができます。
見てくださるお客様に楽しんでもらえるよう、全力で舞台上で生きたいと思います。
コロナ禍でこうして舞台をやれること自体が奇跡のようなものだし、感謝の気持ちを込めて演じさせていただきます。何卒よろしくお願い致します。
神里優希
いよいよ初日の幕が上がります。今日を迎えられる事とても嬉しく思います。
僕は宗一として「シャトー ド レーヴ」での日々を大切に演じ、そして目撃した事を丁寧に語りたいと思います。
どの楽曲も本当に素敵なので耳でも楽しみながら観劇して頂けると幸いです。
佐伯亮
本日無事に初日を迎えられたこと、本当に嬉しく思います。
稽古を積む度、カンパニーの仲も深まってゆき、物語と私生活がリンクするところがたくさん生まれました。
架空のお話ではありますが、実際に「シャトー ド レーヴ」が存在していたら、こんな感じなのかと日々肌で感じています。
このカンパニーにしか出来ない、愉快で儚いうたかたの物語を存分に楽しんで頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
大隅勇太
この作品に参加することになった当初に思い描いていた、素晴らしい先輩キャストの皆様から沢山のことを勉強させてもらい、劇中では「シャトー ド レーヴ」の座員として躍動したい、という自分の中での目標が実現できました。その中でも、北翔さんから受けた影響はとても大きく、僕たち一人一人の北翔さんに対する気持ちと、座長メイファと座員たちの気持ちなどがリンクして、そんなプラスの空気感が作品の軸になっている気がします。完走目指して頑張ります!
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