「北斗の拳」が、愛と宿命の物語としてミュージカル化!ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』上演決定!
今冬2021年12月、日生劇場にて初上演
全世界、累計発行部数1億部超えの伝説的コミック「北斗の拳」が日本発のオリジナルミュージカルとして、今冬2021年12月、日生劇場にて初上演される。
タイトルはミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』。作曲はフランク・ワイルドホーン、演出は石丸さち子、脚本・作詞は高橋亜子、振付に趙明(ジャオミン)と、日米中のトップクリエイターが揃った。
出演は大貫勇輔、加藤和樹・小野田龍之介、植原卓也・上田堪大、川口竜也、伊礼彼方・上原理生と、ミュージカルスターが勢揃い。この冬、最大の話題作になることは、間違いない。
▼公式HP
https://www.hokuto-no-ken-musical.com/
https://horipro-stage.jp/stage/musical_fons2021
▼公式Twitter
https://twitter.com/musical_fons
日中米における舞台芸術の最高峰が拓くミュージカルの新境地!!!
1983年から88年まで週刊少年ジャンプで連載された漫画「北斗の拳」は、連載終了から30年以上が過ぎた今も、国内のみならず世界中で圧倒的な人気を誇っている。
海外のカンパニーと国際共同プロデュースを積極的に行ってきたホリプロが、今回初の中国企業と共同プロデュースする。パートナーは、上海の演劇制作会社染空间 Ranspace。同社代表の梁一冰(リャン・イーピン)氏は、東野圭吾原作のオリジナルミュージカル『白夜行』を上海でプロデュースし、大成功を収めた人物だ。同社との舞台創作を通じ、相互の文化理解をさらに深め、日中双方の観客に共感を得られる作品を目指す。
クリエイティブなプロセスの中でお互いに触発しあうことで、これまでにないスケールの作品が誕生することが期待される。
音楽はミュージカル『ジキル&ハイド』『スカーレット・ピンパーネル』『マタ・ハリ』など、日本、韓国ほか、世界中で大ヒット・ミュージカルを手がけるアメリカ人作曲家のフランク・ワイルドホーンが手掛ける。同氏がホリプロに楽曲を書き下ろすのは、2015年に日本と韓国で上演された『デスノートTHE MUSICAL』以来、2作目。振付を手掛けるのは、中国の国家第一級演出・振付家、趙明(ジャオ・ミン)。作品の要となる闘いのシーンを中国の伝統舞踊を取り入れたアクロバティックなダンスで表現する。彼の振付を舞台上で体現するのは、本作のために選抜された中国人ダンサーチームだ。さらに振付には、日本人コレオグラファーも参加する。
演出は、新進気鋭の演出家・石丸さち子、脚本は多くの話題ミュージカルの脚本・作詞を手掛ける高橋亜子が担当する。日米中3か国のスタッフのコラボレーションによる創作にも注目だ。
【漫画「北斗の拳」とは?】
週刊少年ジャンプに1983年〜1988年まで、原作・武論尊、漫画・原哲夫により連載された作品。
最終戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが、愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿が描かれており、連載開始から35年以上たった今でも多くの読者に愛されている。
原作漫画の累計発行部数は1億部を突破しておりTVアニメや劇場版アニメ、脇役たちをフィーチャーした外伝が作られるなど人気は高く、社会現象にまでなった作品。2023年9月13日に40周年を迎える。
北斗の拳オフィシャルウェブサイト:http://www.hokuto-no-ken.jp/
超大作にふさわしい超一流のクリエイター、キャストが集結!
主人公のケンシロウ役を演じるのは、『メリー・ポピンズ』のバート役、『ビリーエリオット~リトル・ダンサー~』のオールダービリー役でその類まれな身体能力を発揮し、ミュージカル界に衝撃を与えた俳優・大貫勇輔。彼の身体能力は、バレエの本場・英国を代表する振付家のマシュー・ボーンをもうならせ、自らが率いるダンスカンパニーの公演『ドリアン・グレイ』の主役に異例の大抜擢をさせたほどである。
ケンシロウの怒りと哀しみ、そして愛を、歌はもちろんのことながら、鍛え抜かれた肉体を駆使した想像力溢れるダンスでいかに表現するかも、本作品の見どころの一つだ。
ケンシロウの兄・トキは、ミュージカル界でますます存在感が光る、加藤和樹と小野田龍之介がダブルキャストで挑み、原作でも人気の高いレイとジュウザの役を、歌唱力に定評ある伊礼彼方と上原理生が回替わりで交互に演じる。ケンシロウたち兄弟の師父・リュウケンを演じるのはミュージカル界には欠かせない存在である川口竜也、ケンシロウの敵・シン役は、成長目覚ましい植原卓也と上田堪大が、ダブルキャストで演じる。
ケンシロウの宿敵、ラオウ役と、ケンシロウの婚約者・ユリア役、リン役、バット役などは今後発表される。
「北斗の拳」は、大きな哀しみを背負いながらも、愛する人たちを守るために闘う主人公・ケンシロウの物語。
登場人物たちの誰かを思う情熱がダイナミックな音楽と緻密な演出によってミュージカルに昇華され、斬新な振付による中国人ダンサーの表現力も加わり、新感覚のエンターテインメント作品となるだろう。
2021年12月、東京の日生劇場にてワールドプレミア公演を行ったあと、国内ツアー公演を経て、2022年には中国ツアーを実施する予定だ。
この冬、最大の話題作になることであろう。
<ストーリー>
ーそれぞれの宿命 それぞれの愛ー
二千年の歴史を誇る北斗神拳の伝承者候補として修行に励んでいたラオウ、トキ(加藤和樹・小野田龍之介/Wキャスト)、ケンシロウ(大貫勇輔)の三兄弟。彼らの師父リュウケン(川口竜也)は、末弟のケンシロウを第64代伝承者に選んだ。一子相伝の暗殺拳を守るべくその掟に従い、リュウケンは野心に満ちたラオウの拳を封じようと試みるも逆にラオウに殺害されてしまう。折しも最終戦争が起こり文明社会は崩壊し、世界は暴力に支配される時代となる。ケンシロウは婚約者のユリアと共に暴力の世界を二人で生き抜いていこうとした日、南斗孤鷲拳伝承者のシン(植原卓也・上田堪大/Wキャスト)にユリアを強奪され、胸に七つの傷を刻まれる。絶望の中放浪の旅を続けるケンシロウ。一方で世紀末覇者・拳王を名乗り、混沌とした世界を恐怖で支配しようとするラオウ。ケンシロウは次兄トキや南斗水鳥拳のレイ(伊礼彼方・上原理生/交互で役替わり)と出会い、ともに旅をする中、ユリアが失意の中でシンの居城から身を投げたことを知らされる。ケンシロウは愛すべき仲間や強敵(とも)たちの哀しみを胸に、ラオウの恐怖に支配された世界に光を取り戻すべく救世主として立ち上がるのだった。
原作・スタッフ・キャストコメント
原作:武論尊
歌って踊る前に殴ってしまうのでは…とハラハラしながらも(笑)、作品で大切にしていた「宿命」と「愛」を演じて頂けるとのことで、どんな切り取り方をするのか楽しみにしております♪
漫画:原 哲夫
ケンシロウ役の大貫さんは日本人離れした体格と身体能力、あたたたたぁ~!!な高音域の歌声と退かぬ!媚びぬ!並みの踊りで、舞台はもう既に華やいでいる!!
作曲:フランク・ワイルドホーン
新作ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』を大切なパートナーであるホリプロと共に皆様にお届けできることは大変光栄です。
原作の漫画は「お前はもう死んでいる」という名セリフとともにあまりに有名ですが、その音楽を作るのはとても大きなチャレンジでした。原作ファンを含む多くの方々に気に入っていただけたら嬉しく思います。私が初めて挑戦した漫画原作の作品『デスノートTHE MUSICAL』の時も感じましたが、原作の素晴らしい物語と、そこに登場する魅力的なキャラクターたちが常に私にインスピレーションを与えてくれるのです。『フィスト~』はまさにそういう作品でした。この楽曲を皆さんに聴いていただくのが待ちきれません
今、世界は大変困難な状況にありますが、必ず良い方向に向かい、『フィスト~』の物語のように新しい冒険に向かって踏み出すことができますように!
演出:石丸さち子
「北斗の拳」をミュージカル化するという冒険。はじめは耳を疑いました。昭和に生まれ育ったわたしには偉大な作品過ぎましたし、等身大を遙かに超えた闘いが魅力でしたから。でも、作品の輪郭が見え始めた今、プロデューサー陣の慧眼に驚いています。闘うこと。探すこと。成長すること。愛すること。光を見いだすこと。ミュージカルに大切な要素がぎっしり詰まっているからです。
世界の最終戦争だと思われた殺戮の先に、それでもまだ生き抜く人々がいて、新たな弱肉強食の世界が出現する20XX年。無秩序と混乱の世界に必要なのは、どんな強さなのか?
原作を大切に、現代を生きる女性として台本化された高橋亜子さんとディスカッションを重ねてきました。
フランク・ワイルドホーンさんの音楽は、極限状態で生きる人々の心情に寄り添うように、美しく優しく、また戦闘シーンでは胸のすくようなリズムとノリで臨場感を高め、ある時は激情とともに涙を誘います。ワイルドホーン楽曲の醍醐味を味わって頂けることでしょう。
空手のトレーニングを積んできた素晴らしい俳優陣とともに、今に訴える、闘う男たちの愛と哀しみの物語を立ち上げます。歌、ダンス、アクション満載の舞台を。アナログで、ハイテクで、揺さぶりをかけて。
大貫勇輔さん演じるケンシロウはじめ、長らく愛されてきた登場人物たちが、原作ファンにもミュージカルファンにも、深く心に刺さる人物となるよう、作品を育てていく所存です。
脚本・作詞:高橋亜子
「北斗の拳」をミュージカル化する…最初は驚きました。けれど原作の漫画を読んで考えは変わりました。拳法シーンが有名な作品ですが、私が強く惹かれたのは、破滅した世界からの再生を描く物語の太い柱と、登場人物がそれぞれの信念を胸にぶつかり合う姿です。すべての台詞、すべての場面が劇的で、彼らの想いが常に音楽となって流れているような気がしたのです。私のその視点に、演出の石丸さんがたくさんの示唆を、フランクさんが圧倒的な音楽を加えてくださいました。寡黙なケンシロウの魂を躍動する肉体で表現するために大貫勇輔さんという唯一無二の配役にも恵まれました。数年間、夢中で取り組んできたこの作品にいよいよ命が宿ると思うと胸が震えます。闇の時代に光を目指して生き抜く人間たちのドラマを、熱く冷静に創り上げたいと思っています。
ケンシロウ役:大貫勇輔
日本のみならず世界中で長く愛される作品の主人公を演じる責任感をビシビシと感じています。
お話をいただいてから原作を2度読ませていただきましたが、自らの正義と愛を貫くケンシロウのような人間に自分もなりたい、と思いました。原作には名台詞がたくさんありますが、実感を持ってそれらを言えるようにすることが課題です。ケンシロウを最後まで演じ切れる強靭な肉体を作るため、現在トレーニングを続けています。いつかは日本から海外に進出したいと思っていたので、今回の中国公演はひとつ夢が叶った思いです。中国人ダンサーとのコラボレーションも今から楽しみにしています。
ワイルドホーンさんの楽曲も素晴らしく、歌うだけで泣けてくるようなメロディばかりです。ケンシロウは、歌・ダンス・芝居のすべてが求められる役ですので、ダンサーとしてこれまで培ってきたことを最大限に生かし、自分にしかできない肉体表現を模索したいと思います。『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』は、原作ファンの方にも、ミュージカルファンの方にも愛される作品にしたいと思います。
公演概要
期間:2021年12月
会場:日生劇場
※国内ツアー公演、中国ツアー公演あり
<スタッフ>
原作:漫画「北斗の拳」(原作:武論尊 漫画:原 哲夫)
作曲:フランク・ワイルドホーン
演出:石丸さち子
脚本・作詞:高橋亜子
振付:趙明
協力:株式会社コアミックス
主催:ホリプロ/博報堂DYメディアパートナーズ/染空间 Ranspace
企画制作:ホリプロ
<キャスト>
ケンシロウ :大貫勇輔
トキ:加藤和樹/小野田龍之介(Wキャスト)
シン :植原卓也/上田堪大(Wキャスト)
リュウケン他:川口竜也
レイ、ジュウザ:伊礼彼方/上原理生(交互で役替わり)
ほか
©武論尊・原哲夫/コアミックス 1983 版権許諾証GS-111
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