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瞑るおおかみ黒き鴨

【3.0レポート】もののふシリーズ 舞台『瞑るおおかみ黒き鴨』

もののふシリーズ 舞台『瞑るおおかみ黒き鴨』

前作は昨年9月~10月に上演した舞台『もののふ白き虎』、殺陣1,500手以上の圧倒的なアクションや、笑って泣ける青春群像劇、男前な人物像の演出が話題となり、終演後も多くの反響が続き今回よりシリーズ化。『瞑るおおかみ黒き 鴨』と題し、明治初期、新政府軍と旧薩摩藩士族の間で起こった日本国内最後で且つ、最大規模の内戦であった西南戦争を軸に、戊辰戦争を生き延びた齋藤一を中心に新政府軍と薩摩藩の戦いと人間ドラマを描いている。

幕開き、アコーディオンの音色が響き渡る。奏者は村田新八(斉藤秀翼)、聞き入っているのは中村半次郎(松田凌)そのアコースティックな響きと調べはどこか哀しげ、これから舞台で繰り広げられる男たちの生き様を現しているかのようだ。

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