堀田竜成、林明寛、岩佐祐樹ら9名が開場から終演後まで“観劇する側”を演じる舞台「観劇者」、5月29日(土)よりチケット一般発売!
脚本・演出の開沼豊、全キャスト9名のコメントも到着
2021年6月30日(水)~7月4日(日)に、東京・シアターグリーン BIG TREE THEATERにて上演する舞台「観劇者」のチケット一般発売が、5月29日(土)10:00より、各プレイガイドにてスタートします。
舞台「観劇者」は、〈客席にこそドラマがある〉をテーマに、客席開場から終演後までの観劇者たちを描く物語。男女9人がどのような経緯でこの舞台を観劇することになったのか。どのような想いで予定を空け、チケットを買ったのか。堀田竜成、外岡えりか、林明寛、大滝樹、岩佐祐樹、わたなべかすみ、吉田翔吾、斉藤レイ、長戸勝彦という個性豊かな俳優たちが最後まで観劇マナーを守って演じます。
明日のチケット一般発売に先駆け、脚本・演出の開沼豊と、出演者全員からコメントが到着しました。6月30日(水)に幕を開ける舞台「観劇者」にご期待ください。
コメント
脚本・演出/開沼豊
演劇をやれることが当たり前では無くなった昨今。今こそ演劇そのものを題材に、支えて下さっているお客様と向き合いたいと思い脚本を書きました。「チケットを買って劇場に観にくる」ということはどういうことなのか。そこにどんな想いや背景があるのか。改めて観劇者の皆様に “感謝”の気持ちを持って描きたいと思います。
M列9番(高木蓮)/堀田竜成
まず、観劇者というタイトルに凄く興味を惹かれました。蓮を演じる自分にワクワクしています。このご時世に新しい挑戦となる舞台に立てる幸せを噛み締め、皆さんと一緒に素敵な舞台を作り上げて行きたいです。多くの経験を積まれた先輩方とお芝居ができることに感謝しつつ、精一杯努めて参りたいと思います。楽しみにお待ちください!
【M列9番(高木蓮)】過去に芸能養成所に通っていた元俳優。現在はホームセンターでアルバイトをしている。同期が主演を務めることになった舞台を観にきて、俳優を挫折したこの男は一体何を思うのか。そして、あの時なぜ俳優を辞めたのか?
M列12番(松下彩夏)/外岡えりか
今この状況の中で舞台に立ちお芝居ができるということ。喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。脚本を読み、たくさんの方々に観ていただきたいと思いました。この作品はお客様一人一人が主役です。少しでも安心して劇場に足を運んでいただけるよう万全の対策で稽古、本番に臨みたいと思っています。無事にお届けできますように。
【M列12番(松下彩夏)】動画制作会社で働いている。日々の生活で少しずつ溜まっていき、行き場の無くなったストレスを抱えていた。たまたま劇場の前を通り掛かり初めて舞台観劇をすることになったが、初めて演劇に触れることで彼女に何か変化は生まれるのか?
M列5番(大澤亮太)/林明寛
初めて開沼豊さんの作、演に出演させて頂ける事になりました。お話しが来た時は素直に嬉しかったです。豊さんとまたご一緒させて頂きたいと思っていたので今回は、演出家と役者としてですが開沼ワールドを楽しんで体現できたらと思います。
台本を読ませて頂いた感想は、また面白い所に目を付けたな〜と思いました。
演劇好きには共感の嵐だと思いますよ!因みに自分の母は最初舞台を観劇した時、おひねりと饅頭をわたしてきて制作さんに怒られてました(笑)
【M列5番(大澤亮太)】酒屋の二代目でおばあちゃんっ子。いつも明るく元気で、真っ直ぐ過ぎるほど素直な性格の持ち主。舞に連れられ初めて観劇することになったが、本当の目的は観劇後にポケットに入れてあるとある物を舞に渡すことだった。
M列6番(田淵舞)/大滝樹
“推し活”をする女性ということで、私はアイドルを追いかけた事も俳優さんにどっぷりハマった事もないので、とても新鮮な気持ちです。自分の新たな部分を引き出せるんじゃないかとワクワクしています。私自身を推してくれてるお客様に恥じぬよう、私も本気で「サトル君」への推し活に励みたいと思います!そして亮太との恋の行方もお楽しみにしていて下さいね。
【M列6番(田淵舞)】都内の零細企業の事務として働いている。ここ数年彼氏も作らず若手俳優「サトル君」の“推し活”に勤しんでいた。恋愛に対して臆病な部分もありながら、亮太を推しの出演する舞台に連れて行くことに。ステージには推し、隣の席には亮太。舞は一人複雑な心境になる。
M列13番(野間洋平)/岩佐祐樹
お話をいただいた時に「観劇者」というタイトルからもう興味と楽しみでしかなかったですっ!以前LDKミディアム2という作品で演出の豊さんとはご一緒していて劇団公演も観劇に行ったりと豊さんの書く脚本が大好きだったのでまたこうして素敵な方々と一緒に出演できることが嬉しいです!精一杯演じさせていただきます!
【M列13番(野間洋平)】昼間はカフェの厨房で、夜中は工事現場の警備員のアルバイトをしている。友達もいないこの男にとって、月に数回の観劇が生き甲斐となっていた。今日も大きなカバンに警備服を入れて客席に座る。
M列7番(林田未来)/わたなべかすみ
開沼さん脚本演出の舞台はこれが初めてですが、元々事務所が一緒だったので、いつご一緒出来るか楽しみにしていました。舞台も現代ストレート演劇。作品も面白くて、沢山の世代に”刺さる”内容なんじゃないかなと思いました (私にも刺さりました) 。私が演じる林田未来ちゃんは、とっても素直な子です。その素直さを、どう演じられるか。精一杯頑張りますので、どうぞ楽しみにしていて下さい。
【M列7番(林田未来)】
東京から遠く離れた地方の高校に通う女子高生。同級生からたまたま借りた演劇のDVDを観て、東京の大学に進学して将来は演劇に携わる仕事がしたいと考える。ずっと憧れていたアノ作品を初めて目の当たりにした時、自分の中で何かが湧きあがる。
M列8番(佐々木真)/吉田翔吾
お客様が観て舞台は完成するとよく言われますが観劇者では、僕らがそのお客様役をやらせていただきます。僕の役は常に何かを我慢しています。実際に僕も経験があることなので観劇によく行く人なら恐らくは誰でも1度は経験があるんじゃないかなって思います(笑)
お客様からの共感を多分に得られるよう頑張ります!
【M列8番(佐々木真)】
どこかで何かの仕事をして、年齢とは裏腹に割と優秀らしく、様々な案件を手掛けているっぽい。舞台を観にきているものの、なぜか舞台に集中できないとある事情と戦っていることで、客席で唯一「早く終わってくれ!」と願っている。
M列11番(一条かなえ)/斉藤レイ
大人枠の1人としてキャスティングされました。最近は若い人達の中に入れて貰える機会が多く嬉しい反面、責任の重さに身が引き締まる思いです。が、何せ私なので、何の見本も示せない(汗)すみません!先に謝っておきます。が、しかし!この台本は面白い!明るく楽しく、みんなで切磋琢磨仕合いながらやれるお稽古場を想像して、誰よりも待ち遠しく思っている事だけは負けないでしょう!
【M列11番(一条かなえ)】専業主婦で、娘の「南」が出演する舞台を夫・勉と観にきた。根っからのふわふわした性格で、常に何でも楽しめる性格の母は、今日も当然おめかしをしてニコニコ笑顔で客席に座っている。ひとつだけ気がかりなのは、隣に座る堅物の夫だった。
M列10番(一条勉)/長戸勝彦
これまでにも開沼さんの作品には何度か出演させて頂いてます。毎回、毎回お客様からは感動したとお声を頂いてます。今回も芝居はもちろんですが、僕の演じる役も全幅の信頼を寄せています。台本を見て思ったことは、斬新でいつも通り心温まる作品だなという事です。もしかしたらお客様の『あなた』が主役かもしれませんよ?是非お楽しみに!
【M列10番(一条勉)】
中学校の国語の教師。
一人娘の「南」が出演する舞台を妻・かなえと共に観劇しに来た。
俳優という雲を掴むような職業に就くことを人生の目標に掲げた娘。
その心配と期待と緊張が入り混じった観劇を、妻のかなえのように楽しめる余裕は無さそう。
【「観劇者」あらすじ】
客席にこそドラマがある。
客席開場から終演後までの観劇者たちを描く物語。
東京のとある劇場の客席M列5番から13番に座る男女9人の観劇者たち。
出演する娘を観にきた夫婦や、推しの俳優を彼氏候補の男と観にきた女。
ずっと観たくて仕方なかった作品を初めて観劇する女や、観劇そのものが生き甲斐となっている男。
とある事情で少しでも早く終演して欲しいと願っている男と、劇場の前をたまたま通り掛かって当日券で入った女。
そして、主演を務めることになった友人を観にきた男。
彼ら、彼女らはどのような経緯でこの舞台を観劇することになったのか。
どのような想いで予定を空け、チケットを買ったのか。
この作品は、客席開場から終演するまで、ご観劇されるお客様を描く物語。
俳優が最後まで観劇マナーを守って演じます。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。