ROCK MUSICAL BLEACH

【レポート】「ROCK MUSICAL BLEACH」~もうひとつの地上~

ROCK MUSICAL BLEACH

2幕からは黒崎一護の独白で始まる。「俺はお袋が好きだった」という。母親とのエピソードを語る一護、母の死は一護のトラウマになっており、「もっと、もっと強くなりたい」と言う。ルキアを巡っての皆の想いが交錯、そういった心情を歌にして一層、登場人物たちの関係や心情がクローズアップされる。朽木白哉は「全ての死神の規範とならねばならぬ」と言い、黒崎一護は「俺は掟と戦う」と宣言する。阿散井恋次は黒崎一護と対峙するうちに黒崎一護と共にルキアを助けようと共に戦うようになる。

プロジェクション・マッピングでキャラクターの技をわかりやすく表現、これは文句なしに圧巻なシーン、前回公演の『新生 ROCK MUSICAL BLEACH REprise』が2012年、この時も映像を使用していたが、迫力や映像の美しさを考えると4年という月日、技術の”進化”を感じる。表現の幅が広がるので、作品世界がよりリアルに”再現”出来る、という訳である。ストーリーは思惑、陰謀、哀しみ、怒りが渦巻き、事態は混沌とした中、其々の想いが交錯、そしてクライマックスに突入する。

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