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アナ伝 vol.1 『ウェールズの赤竜〜アーサー王伝説〜』

【レポート】アナタを幸せにする世界の伝説シリーズ・アナ伝 vol.1 『ウェールズの赤竜〜アーサー王伝説〜』ゲネプロレポートをお届け!

2020年8月19日(水)新宿シアターサンモールにて、アナタを幸せにする世界の伝説シリーズ・アナ伝 vol.1 『ウェールズの赤竜〜アーサー王伝説〜』の幕が上がった。

本公演は、「今の世の中を生きる女性に『幸せ』を届けたい」という想いから誕生した、「アナタ」を幸せにするをテーマにした新しい舞台、その記念すべき第一弾となる。
第一弾は、広く親しまれている「アーサー王伝説」を基にした青春群像劇。
脚本を日本テレビ製作「里見八犬伝」など大劇場にて活躍する鈴木哲也、演出を宇宙six主演「のべつまくなし」、「宇宙戦艦ティラミス」、「レイルウェイ」などを手がけた米山和仁が担当。
また、本公演は2部構成で行われ、1部はストレートプレイ、2部はショウ形式となっている。

本稿では、ゲネプロレポートと併せて、オフィシャルの公演写真をお届けしよう。
アナ伝 vol.1 『ウェールズの赤竜〜アーサー王伝説〜』

【story】
六世紀初頭、ブリタニア国(今のイギリス)のウェールズ。強い風が吹く岩だらけの草原に、一振りの剣が突き立っている。その剣を抜いた者はこの国の王となり、強大な力を得るという言い伝えがあった。
青年アーサーと、彼の仲間となる「円卓の騎士」たちの運命的な出会い。やがて彼らの前に姿を見せる、邪悪な意志を持った恐るべき敵。それぞれの抱える過去と、歩むべき未来が、激しく交錯する。
彼らが古代ケルト人から受け継いだものとは?
虚々実々の駆け引きと、空前絶後のバトルの果てに、彼らは何を失い、何を手にするのか?そして戦いの場は、コーンウォールの海を望む荒野へと−−−−。
いま、新たな「伝説」が生まれる!

アナ伝 vol.1 『ウェールズの赤竜〜アーサー王伝説〜』1部(ストレートプレイ)では、青年アーサーが彼の仲間となる「円卓の騎士」たちと出会った後、聖剣エクスカリバーを手に戦い、ブリタニア国の王になるまでの物語が描かれる。
王となる宿命を持つ、主人公のアーサーを演じるのは一ノ瀬竜。本作で初主演を務める一ノ瀬竜は、仲間思いで、そして熱い気持ちだけではなく冷静さを兼ね備えた主人公らしさ溢れる姿を好演。
アナ伝 vol.1 『ウェールズの赤竜〜アーサー王伝説〜』正木郁が演じる、アーサーの幼なじみで喧嘩友達のランスロットは、剣の達人らしいキレのある殺陣を披露。他にもアーサーに対する劣等感や心の葛藤など、細やかな心情も表現した。
アナ伝 vol.1 『ウェールズの赤竜〜アーサー王伝説〜』そして物語に深く関わってくる謎の娘・モーガンを高本学が演じ、妖艶な美しさから目が離せない。また、物語後半では全く違った姿を露にするので、刮目していただきたい。
アナ伝 vol.1 『ウェールズの赤竜〜アーサー王伝説〜』アグラヴェイン(演:前田隆太朗)の、ロット王とガウェインへの忠実さや、冷静さの中にさり気なく混ぜてくるコメディー要素。シリアスなシーンでも自然な動作でコメディー要素を入れてくるので、不意打ちに遭い笑ってしまうことも。

さらに、正義感を強く持ち、妹の仇を探すトリスタン(演:畠山遼)、重く力強い剣さばきを披露する王子のガウェイン(演:白又敦)、仲間を放っておけない人情厚い、旅の大道芸人パーシヴァル(演:北乃颯希)、過去の記憶を失い神父の元で暮らすマーリン(演:糠信泰州)、弟のアーサーの事が心配で、いつでも弟想いの兄、ケイ(演:前田陸)、そして、シリアスとコメディーを激しく行き来するロット王(演:寿里)と、エクター神父(演:山﨑雅志)といった、魅力的なキャラクターたちが登場し、物語を彩る。

また、物語の途中でエクター神父による懺悔室での日替わりコーナーも。
ゲネプロではロット王が登場し、日々の稽古が楽しすぎて、ふんだんにアドリブを入れていることを懺悔した。今後、誰が登場するか楽しみにしていただきたい。

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