4cuプロデュース短編ドラマ企画『F列23番の男』

4cuプロデュース短編ドラマ企画『F列23番の男』配信決定!!

【CAST&STAFFコメント】

脚本・演出  米山 和仁(よねやま かずひと)
およそ2ヶ月の自粛期間。時間がたくさんでき「これはいろいろインプットしたり、アウトプットできるぞ!」と思っていたのですが、私はやはり、締め切りがないと書く気が起きない人間らしく、この『F列23番の男』のおかげで、充実した2ヶ月を過ごせました。ありがとうございます。
『F列23番の男』に出演している座席の位置は、だいたい舞台でのリハーサル時、演出が座る位置でもあります。つまり、演出家の様々な想いが染み付いています。
だからこんなストーリーが思いついたのかもしません。
この作品をご覧になられ、「また劇場に行きたいな」という気持ちになっていただけたら幸いです。
* * *
劇団ホチキス主宰 脚本家 演出家
愛知県立芸術大学在学中に劇団ホチキスを旗揚げ、同劇団代表。現在までの本公演36本、全ての脚本・演出を担当。
大手メーカー宣伝マンを11年務める傍ら、母校の愛知県立芸術大学では、非常勤講師を今も勤める異色の経歴を持つ劇作家。コメディから壮大な時代劇、ミュージカルとその作風は多岐に渡り、圧倒的エンターテインメント世界を創りだす。近年では、外部プロデュース公演への作品提供も多く、『戦国無双』『金色のコルダ』などのゲーム原作の舞台化では、オリジナル要素をふんだんに取り入れ、舞台ならではの世界観を確立。ゲームファンから演劇ファンまで多くの観客を魅了する作品を提供し続ける。芸術世界と、エンタメ世界を縦横無尽に行き来するエンターテイナーとして、今後の活躍が注目されるクリエイターの1人。

映像監督  中島 良(なかじま りょう)
コロナ禍の中で仕事が次々と中止となり、映画という表現の場も奪われ、「もしかしたら、これから先もなくなるんじゃないか」という不安から伏せっていたのですが、作品を作るという目的が生まれて徐々に回復していきました。携わることで救われたと思います。
人が集まる場所には、その場所の記憶がある。今作では劇場の椅子が、面白おかしい思い出を語ります。
僕は作品を完成させ1話から最後まで見終わった後、「今後コロナ禍が続けば、人が集まることが、どんどん減って、文化の中から場所の記憶も失っていくかもしれない」と切ない気持ちになりました。
今作は舞台演出家の米山和仁さんとのコラボレーションによって、この時期にしか作れない唯一無二の輝きが生まれたと思います。
コロナ禍の悪夢のような現実の前で、「どのような表現をすべきか」舞台や映画を含む芸術文化が持続可能な経済活動になるよう僕たちはこれからも発信を続けたいと思います。
ぜひ、作品を見て話題にしてもらえると幸いです。
* * *
映画監督 STARDUST DIRECTORS所属
2007年、長編自主映画『俺たちの世界』が第29回ぴあフィルムフェスティバルにて審査員特別賞を含む3賞を受賞し、バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭など海外の映画祭多数に招待され、2008年ニューヨーク・アジアン映画祭で最優秀新人賞を受賞。
2009年『RISE UP』にて商業映画デビュー。オリジナル脚本(入江信吾との共著)「静かなひと」が2009年サンダンス・NHK国際映像作家賞のファイナリストに選出される。
主な監督作品として、『RISE UP』(2009)、『スイッチを押すとき』(2011)、『俺たちの明日』(2013)、『サムライ・ロック』(2015)、『なつやすみの巨匠』(2015)、映画『兄友』(2018)などがある。

4cu制作・企画・プロデュース 4cu(ふぉーしーゆー)
このコロナ禍の現状において、今だからこそ何か少しでもお客様に楽しんでもらえる事はできないかという思いから始まったこの企画。
そもそも、ステージに立つ俳優にとっての劇場客席とは、お客様がびっしりと座っている光景が日常ですが、裏方の私たちにとっては、仕込みであったり開場前の準備時など、まだ誰も座っていない状態の劇場を見る方が多くなります。
劇場によって違いはありますが、ステージから見た劇場というのは、紅色に空間を染め上げる座席たちにはじまり、壁や天井に至っては、格式高い木材仕様のものであったり、モダンなデザインなものであったりといった建築物としての美しさと、劇場特有の神秘さが合わさった幻想的な光景が広がっています。
ある日、それを見ていてふと、本来は俳優陣が立つステージ側に客席を置き、客席側で俳優たちが演技をする舞台のアイデアが浮かびました。劇場がもつ美しい空間そのものをセットに、これまで何千、何万とこの客席に座ってきたお客様の人生それぞれの物語を描くといった構成にて、いつか絶対に形にしようと考えていたのですが、その時のアイデアと今の私たちの現状が重なって生まれたのが今回のドラマの成り立ちです。
この企画を、同じくこのエンタメの現状に心を痛めていた仲間たちに声をかけたところ、多くのキャスト、スタッフともに、今だからこそできる作品として制作参加に快く賛同をいただきました。僅かながらの期間で撮影は行われましたが、そんな仲間たちと過ごしたその時間は、本当に充実したものとなりました。何より、“客席”そのものが語り部になるという演出・米山さんのアイデアが出たときの私たちの興奮は今も消える事はなく、それはそのまま『F列23番の男』というタイトルへと繋がっています。
舞台演出家の演出手法を映画監督が映像にするといった、楽しくもちょっと不思議なこの物語。
本来はお客様に座っていただくはずだった客席を通して皆様に贈る、今だからこそ創れた作品です。
少しでも楽しい時間を過ごしていただき、そして、またこの客席から皆様とお会いしたいという、私たちの思いを是非受け取ってください。また劇場でお会いしましょう!!


<CAST>
① 今回の企画について/② 作品を演じてみて/③ お客様へ

4cuプロデュース短編ドラマ企画『F列23番の男』佐藤 信長(さとう のぶなが)
①本来ならば、舞台「レイルウェイ」~Take Off~ が上演されている期間でした。
コロナの影響で公演が中止となってしまい、それを逆手にとって、それならばいつも出来ないようなことを劇場を使ってやってみよう!みたいな企画が、レイルウェイっぽいというか、4cuさんぽくて、お話を伺った時、率直に面白そう!と思いました。

②今回、草月ホールを丸々使って、ステージではなく客席といういつもと逆の場所でお芝居をさせていただきました。台本の中にある景色を妄想しながら、そして隣にいる彼女にも気を使いながら、演じている最中もあんなことやこんなことを考えました。
僕自身映像の作品に出た経験が少ないので、舞台の稽古のような時間はもちろんなく、1発で正解を出す、という点に苦労しました。何度かNGも出してしまったのですが、演出の米山さんにアドバイスをいただきながら、なんとかやり遂げました。とても勉強になった時間でした

③いつも応援していただきありがとうございます。まだまだコロナが収束せずに、予断を許さない状況ではありますが、演劇界が少しずつ再始動しています。
僕自身、入念に対策を行い、先日舞台を千穐楽まで駆け抜けることができました。以前のように絶対来てください!とは言えませんが、少しずつでもいいので戻ってきてくださるのを楽しみに、観に来てくださるのを楽しみに待っております。

<主な出演作品>
ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』〝最強の場所〞/ミュージカル「DREAM!ing」/舞台「レイルウェイ」

4cuプロデュース短編ドラマ企画『F列23番の男』山田ジェームス武(やまだ じぇーむす たけし)
①皆さんこんにちは。ジェームスです!
コロナの影響で自粛が続き、皆さん何か喪失感だったりストレスだったりを感じていませんか?僕もその1人です。何をするにしても前向きになれず好きな事から離れていくのが辛くて。でも、僕たちが今まで皆さんに作品を届ける事ができていたのは他ならぬ応援してくれていた皆さんのおかげです。だから、その恩返しとして、今の環境で出来ることを全力で楽しく演じました。そんな素敵な作品作りをしている今回のチームに感謝していますし、更にそんな作品に関わらせていただけている事に光栄です。
こうやって限りのある中での作品かもしれませんが全力で演じて少しでも見てくれる皆さん、応援してくれる皆さんが元気になれるようにこれからもコロナに負けず前向きに頑張っていきます。一緒に乗り切りましょう!

②とにかく楽しかったです。脚本も読んでいて面白かったし何より皆さんでまた作品作りをできた事がとにかく楽しかった。僕はコメディを演じる事があまり多くないのでとても良い経験になったし今後も挑戦して行きたいと思います!変顔だらけのジェームスをご堪能ください笑

③先ほども言いましたが今、皆さんも大変だと思います。
身を守る為、家族を守る為、周りを守る為、自粛する方もいればこの状況下でも仕事をしなければいけなかったり毎日神経がすり減るような思いだとは思いますが気を強く持って共に頑張りましょう。
僕たちも少しでも皆さんに元気が届けられるように精一杯尽力いたします!
早い終息を願って今を精一杯頑張りましょ!

<主な出演作品>ミュージカル「ヘタリア」シリーズ/ミュージカル「DREAM!ing」/体内活劇『はたらく細胞2』

4cuプロデュース短編ドラマ企画『F列23番の男』石賀 和輝(いしが かずき)
①今回この様な状況の中、一つの作品を作る事が出来て本当に嬉しく思います。
作品を作れるという事が当たり前ではないということを強く感じました。

②企画に関して、映像×演劇が僕の中では初めて触れるものだったので、とても新鮮で楽しんでお芝居させていただきました。

③ご覧くださいましてありがとうございます。もしかすると僕の演じた役の様な方がいらっしゃるかもしれませんね!笑 楽しんで頂けたら嬉しいです!

<主な出演作品>オフブロードウェイ・ミュージカル「bare2020」/GORIZO STAGE Vol.2「エドアス!~大江戸キック・アス!~」/水木英昭プロデュース15周年記念 紀伊國屋書店提携公演「蘇州夜曲」

4cuプロデュース短編ドラマ企画『F列23番の男』遊馬 晃祐(あすま こうすけ)
①このご時世の中でお芝居ができる環境を作って頂き感謝しています。企画もステージ上ではなく、客席がメインとゆう面白い斬新な発想で楽しく撮影できました!

②1人芝居で長回しをしたことがなかったのですごく緊張しました。それと心霊現象など僕は苦手なのでそこはすごくリアルに演じれてるかなと思います。不器用な僕ですが頑張ってるのでそこも楽しんでください。笑

③コロナウィルスの影響で厳しい状況は続きますが、俳優として皆さんに少しでもエネルギーを渡せるようにみんなで作りました。是非ご視聴よろしくお願いします!

<主な出演作品>ミュージカル「DREAM!ing」/舞台『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」』/舞台「レイルウェイ」

4cuプロデュース短編ドラマ企画『F列23番の男』鷲尾 修斗(わしお しゅうと)
①コロナの影響で、色々な物事が苦しい状況になってしまっている中、この企画を聞いてすごく面白いと思いましたし、素敵な取り組みだと思いました。

②普段は舞台上から見ている客席に座っての物語だったので、すごく新鮮でした。舞台上の物語だけでなく、客席1つにもいろいろな物語があるかもしれないと思ったら、一席一席が今までよりも大切に見えてきます。

③今回素敵な企画に参加させていただきました。
みなさんにも馴染みのある客席の物語を、楽しんでいただけたらと思います。

<主な出演作品>ミュージカル「Code:Realize~創世の姫君~」/舞台「レイルウェイ」/映画「さそりとかゑる」

4cuプロデュース短編ドラマ企画『F列23番の男』磯貝 龍乎(いそがい りゅうこ)
①毎回ほんとありがとうございます。コロナで公演予定だった作品が延期になり、劇場をつかいいかに面白く、なおかつ安全に。そんなみんなの思いと、大人の事情が詰まった作品です。とっても素敵です。

②今回はじめての声だけ出演でした。これを機に声の仕事を頂けないかなぁと思っています。いや、思ってるだけですよ?僕なんかがそんな声優になろうなんてそんなおこがましい事、、、思ってませんよ、、、。でも磯貝どんどん伸びますよぉ??

③今回は劇場の『椅子』のお話です。普段お客様は椅子に座りステージを見ますが今回は、お客様が座る椅子に観点を当ててます。すなわち!お客様が各話の主人公なのです!!
おもしろくも、ちょっとほっこりする。そんな作品です。是非お楽しみください。

<主な出演作品>ミュージカル「ヘタリア」シリーズ/ミュージカル「DREAM!ing」/舞台『宇宙戦艦ティラミス』シリーズ

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