【オフィシャルレポート】吉田鋼太郎演出&出演、石原さとみ主演舞台 今夜開幕
【コメント】
■吉田鋼太郎
稽古をしていく中で、 長塚圭史の戯曲が持つ奥深さ、 世の中を見る目の鋭さを改めて噛みしめる日々でした。
この作品は、 石原さとみという稀有な女優の存在無しには完成しません。
彼女の繊細で、 その内に閃光のような強さを持った煌めきと、
山内君、 矢本君、 水口さんの個性的かつ確かな芝居が交差したときに何が起こるか、 自分も舞台の上で体感するのを楽しみにしています。
■石原さとみ
毎日が本当に充実した、 密度の濃い稽古期間でした。
鋼太郎さんの演出は役者に伝える言葉が繊細で、 戯曲の解釈が広く深く、 とても多くの発見を頂ける日々でした。
一か月間、 常にこの作品のこと、 芝居のことを考えていましたし、
きっと千穐楽までずっと考え続けると思います。
お客様にも、 この物語からたくさんのことを感じて考えて頂けるような作品にできるよう、 5人力を合わせて頑張ります。
<あらすじ>
大災害によって壊滅した町で半壊した家に住み続ける兄と妹。
兄、 晃郎(山内圭哉)は酒浸りとなったが、 かつて精神を病んでいた妹、 麻希子(石原さとみ)はむしろ回復しつつある。
書けない作家一ノ瀬(吉田鋼太郎)が現れ、 元編集者の晃郎に「物語を書かせろ」と迫る。 麻希子に想いを寄せる巡査の村田(矢本悠馬)は、 家を出ない兄妹の世話を焼き見守っている。
純粋さと狂気のハザマにいる麻希子。 一ノ瀬のために外出した麻希子は鳥居(水口早香)と出会い、 生活のため「ボランティア」と称した仕事を始める。
ついに家を出る麻希子、 出る事が出来ない晃郎、 麻希子をモデルにした物語を書き出す一ノ瀬・・・
<当日券販売のご案内>
各公演の開演1時間前より、 劇場正面入口の当日券窓口にて販売いたします。 (先着順)
【注意事項】
※当日券はお一人様1枚の販売となります。
※当日券は現金のみでの販売となります。
※各回の当日券状況についてはホリプロステージ当日券情報をご確認ください。
※未就学児入場不可
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