【レポート】舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除(リミットブレイカー)~ 開幕!
舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除(リミットブレイカー)~開幕レポート
2019年4月10日(金)舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除(リミットブレイカー)~の幕があがる。舞台化13作品目となる『弱虫ペダル(ペダステ)』シリーズは、渡辺航が手掛ける“自転車競技”を題材とした人気コミックが原作。本舞台から新キャストとして糠信泰州(小野田坂道 役)、阿部大地(水田信行 役)、栁川瑠衣(巻島裕介 役)、秋葉友佑(東堂尽八 役)が加わり、以前から座組を支えるキャストとともにペダステの世界を盛り上げる。ここでは、初日前に行われた囲み会見とネプロの様子をお届けする。
囲み会見には、糠信泰州(小野田坂道 役)、猪野広樹(今泉俊輔 役)、百瀬朔(鳴子章吉 役)、飯山裕太(新開悠人 役)、林野健志(演:御堂筋翔 役)、栁川瑠衣(巻島裕介 役)、秋葉友佑(東堂尽八 役)が登壇し、意気込みとそれぞれがリミットブレイクしたい瞬間を語った。
糠信泰州(小野田坂道 役):初舞台、そして初座長ということで、今まで経験したことのない未知の世界を歩いています。リミットブレイクして、弱虫ペダルをさらにいい世界に持っていけるように頑張りたいです。今まで偉大な先輩方が築き上げてくれたものを次に繋いでいけるよう、小野田坂道という役を大切にして、千秋楽までやりきりたいです、ぜひ、劇場までお越しください。
猪野広樹(今泉俊輔 役):リミットブレイクするとき……。僕はサッカーゲームをよくやっていて、世界ランクにも入っているのですが、たまに負けるときがあって。そのときは悔しさからリミットブレイクしてお財布の紐を緩めて選手を買っています(笑)。舞台でもリミットブレイクして死に物狂いで走るので、それぞれの見せ場も楽しんでいただけたらと思います。
百瀬朔(鳴子章吉 役):リミットブレイク「している」というより「したい」のは、苦手なものを克服することです! 今は納豆をリミットブレイクしたいと思っているのですが、前回の公演で猪野(広樹)が5パックくらい買ってきて……。猪野が納豆を買うのをやめさせるか、僕が克服するかの、どっちかですね(笑)。今作ではインターハイの2日目から最後までを見られるんじゃないか、ということで、注目して観ていただけたらと思います。よろしくお願いします!
飯山裕太(新開悠人 役)は「約1年ぶりのペダステなので『これがペダステだ!』と満足してもらえるように精一杯頑張ります、皆さんの五月病を飛ばす勢いで走りますので劇場でお待ちしております」とゴールデンウィーク明けならではの意気込みを語った。さらに林野健志(御堂筋翔 役)は、リミッターを外すときについて「この舞台上で御堂筋を演じるとき、その姿を内側にいる自分が観ているとき」と回答。関西弁について「稽古場では本場の関西人の前でも恥ずかしがらずに思いっきり関西弁を使っているので、そのときもリミット外れてますね」と話した。
続いて栁川瑠衣(巻島裕介 役)が「僕は焼肉が大好きなので、ここぞというときに焼肉を食べるんです。そのときにリミットを外しますね」と答えると百瀬から「全然関係ないじゃん!」と突っ込みが入り、仲の良い様子が伺えた。初参加の秋葉友佑(東堂尽八 役)は「初めて参加させていただくのですが、走る体力や足の疲労だったりをかなりリミットブレーキできたかなと思います。久しぶりに先輩方が登場するということで、僕たち自身も作品を盛り上げるために全力で走っていきたい」と意気込みを語った。
2017年から始動した新インターハイ編では、高校2年生となった総北高校の小野田坂道(演:糠信泰州)、今泉俊輔(演:猪野広樹)、鳴子章吉(演:百瀬朔)を中心に、箱根学園、京都伏見高校らと競い合う。駆けつけた卒業生の巻島裕介(演:栁川瑠衣)、東堂尽八(演:秋葉友佑)の後輩たちを見守る姿も必見だ。
舞台前半ではこれまでの公演ダイジェストとして重要なシーンを再現。初めて舞台を観劇する方も世界に溶け込みやすい。果たして、勝者は誰の手に渡るのか。それぞれの走る理由、抱える思いをぶつけ合いながら成長していく彼らを、ぜひ見守っていただきたい。
舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除(リミットブレイカー)~は東京公演がシアター1010にて2019年5月10日(金)から19日(日)、大阪公演が浪切ホールにて5月25日(土)から26日(日)に上演。詳しくは公式ホームページ(https://www.marv.jp/special/pedal/index.html)まで。
文・写真:高城つかさ
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