【3.0レポート】Rock Musical 『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』
Rock Musical 『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』
国内外で今一番注目を集めているクリエイターの一人である石丸さち子と作品世界を鮮やかに広げる音楽で観客を魅了する和田俊輔の初タッグで贈る日本発オリジナル・ロックミュージカル!!
血縁、国境、性別、人種、宗教、経済―見えない“ライン”に隔てられた若者がたったの5日間で命を燃やした“ライン”をも飛び越える恋。
シェイクスピアの恋愛悲劇「ロミオとジュリエット」を下敷きに、5日間の恋の疾走、魂のふれあいを現代に届ける物語として描きます。
若いエネルギーが迸る日本発の一大ミュージカルがここに誕生します。
【Story】
2018年、辺境のための経済復興特別区【グラント】に“ライン”が引かれた。
【デルヒ】と【ゼムリャ】に分かれた二つの街の対立は、驚くべき速さで激化していく。
【デルヒ】のハワル(東啓介)はある日、友人のポドフ(柳下大)、ナウチ(中山義紘)らと、ゼムリャの祭りにもぐり込めることになった。“ライン”上に暮らす女・ドゥーシャ(マルシア)の導きで。
そこで、リェータ(豊原江理佳)とハワルは瞬く間に恋に落ちる。しかし、リェータの兄シーラ(大山真志)は、ゼムリャの血と種を守る民族運動の若きリーダーだった。
転がるように恋しあうハワルとリェータであったが、血気にはやるシーラとポドフが衝突し、二人は引き裂かれていく。街の争い、人々の争いの中、愛を知った二つの命が選ぶ道は……。
「5DAYS 辺境のロミオとジュリエット」初日コメント
◆石丸さち子(演出家)
一生に匹敵する5日間を2時間で描きます。駆け抜ける愛、転落する愛を、俳優たちは、16m×10mの舞台をまさに走りつづけて、小高い丘からまさに転がり続けて、全身で物語ります。愛という感情が、人と世界にもたらす力を体感してください。
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