MANGA Performance W3(ワンダースリー)

【レポート】「手塚治虫 生誕90周年記念 MANGA Performance W3(ワンダースリー)」

MANGA Performance W3(ワンダースリー)

開演前のアナウンスは客席からパフォーマーが登場し、諸注意をするが、ここは夏公演と一緒、そしてこの「W3」の設定部分も同じであるが、そこからが……ガラリと変わる。7月公演以上に仕掛けや動きがレベルアップ、次から次へと、とにかく面白いことをい“これでもか”と出てくる、出てくる。マジックしかり、プロジェクション・マッピングもマイムも、とにかく全く変わる、“面白いことを見せよう”というクリエイターの意気込みを感じさせる。冷蔵庫にTVを入れたり、また何故かパンツが!指が伸びる!ワイングラスが宙に浮く!観客を舞台に上げるのはもちろん、さらに何かやらせれるので、もし、舞台に上がることになったら是非、パフォーマーが驚くようなことをしてみたい。頻繁に驚きと笑いとほのぼのとスリルと、しかもほとんど台詞もなく、たたみ掛けるような俳優陣のパフォーマンス、一挙一動が計算されていて、しかも奇想天外、一種、遊びがここまで進化するのだ、という感じでもあり、出演者は皆、楽しそうだ。「W3」の設定を借りての自由自在なノンバーバル・パフォーマンス、日々、進化していく内容なので、きっと1ヶ月後は全く変わっているかもしれない、これから少なくても100公演はあると言う。100通りのパフォーマンス、舞台、役者も変わるので、その変化も楽しめそう、何度が観るとそのたびに「あれ?違う!」、そして「これもあり!」と思わせてくれるはずだ。「W3」の大冒険は始まったばかり、全てがWonder!Fantastic!、百聞は一見に如かず、である。

MANGA Performance W3(ワンダースリー)

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