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舞台「『ポセイドンの牙』Version蛤」

【3.0レポート】舞台「『ポセイドンの牙』Version蛤」

舞台「『ポセイドンの牙』Version蛤」

まずは客席通路から高校生達が賑やかに登場する。もう大騒ぎでうっかり油断していると話しかけられるので、ここは注意が必要(笑)。それからキャストは舞台に上がる。なんでもない学校の風景、担任の先生・豊玉エリー(愛原実花)がテストの答案用紙を生徒に手渡す。点数で一喜一憂する、そんな経験は誰しもが持っているはずだ。ここで重大発表、なんと……学校が変わる、しかも防衛人材育成高校に?!、しかも男子校に?!、思春期真っただ中の彼らにとっては、「天国から地獄」ぐらいのガッカリ。「ありえねー!!!」、それからオープニンング、ラップで歌い踊る、ここはノリもよく楽しいシーンだ。しかし、歌詞をよーく聞くと……かなりシニカル、かつシビアな内容。
この物語の中心人物である須永宇宙期(前田航基)、彼を中心とした“よくある仲良しグループ”、スイサンズ、インテリの道井磨多井(原嶋元久)、貝類オタクの葛先賢人(小早川俊輔)、エロで頭がいっぱいの生方英(小松準弥)、スイサンズのバカ筆頭の萩原安打尊(森田桐矢)、個性的で気のいい奴らだ。彼らのマドンナ的存在の寅井知花(山下聖菜)、しょっちゅうつるんでいて楽しい高校生ライフを送っていたのに……な感じだ。須永の母親は重い病気で入院中、そんな母を見舞う須永宇宙期、性根は優しい。
スイサンズの面々、学校が変わるという計画をを阻止するべく、乙亀市海外のスニオ岬の海底に沈むと伝わる「黄金の釣針」を手に入れようと画策。そんな折、嵐がやってくる。その様子をリポートするTVクルー、なにやら不穏な空気感、ここから彼らのアドベンチャーが始まる。身体中、ワカメだらけの男・ポセイドン(岡田達也)、もう見ただけで怪しげで、普通じゃない。そんな彼とスイサンズの面々が遭遇、海底へ……そこには驚きの光景が広がっていた。

舞台「『ポセイドンの牙』Version蛤」

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