【3.0レポート】舞台「リトル・ヴォイス」
舞台は母娘の部屋とリトル・ヴォイスが歌うステージのみ、盆で転換するのだが、ステージは生バンドなので、歌唱シーンはなんとも贅沢!流石の歌唱力で芝居を観ているはずの観客はいつのまにかリトル・ヴォイスが歌うステージの観客になってしまう。ミュージカル好きなら歌もおなじみのナンバーが多く、思わず口ずさめるものばかり。「Over the Rainbow」が随所に登場し、最後のシーンでも歌唱する。“信じた夢は全て現実となる”、主人公の心情と重なって輝きを放つラスト。共感出来る場面も随所にあり、さらに全ての“伏線”が僅かの無駄もなく、終結に向かってまとまっていく。帰り道は劇中で登場した歌が脳内でリフレインすることだろう。
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