【3.0レポート】「ニコニコ超会議 2017」発表会
昨年、好評だった超歌舞伎は、さらに【進化】、演目は『花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)』、出演者も昨年に引き続き、中村獅童と初音ミクの競演だ。見どころは昨年に「分身の術」を演出したイマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」が進化し、さらに精緻で滑らかな被写体抽出の実現が可能に!中村獅童演じる八重垣紋三と澤村國矢演じる蔭山新右衛門の分身同士がバーチャルかつ迫力のある立廻りを演出、さらに客席の一部を総延長36m、240台のスピーカーで囲み、臨場感・迫力のあるサウンドで舞台を演出する。また、一部の観客は会場に用意されたヘッドマウントディスプレイを利用し、眼前に広がる生放送コメント等の演出と合わせて演目が楽しめる。その他に新企画として来場者顔を自動認識して隈取がAR(拡張現実)重畳され、ステージ上に設置された高さ10mの迫力満点の“デカオー丸”に自身の顔が投影される「超変身歌舞伎」も登場する。そして特別ゲストが登壇、なんと初音ミク!忙しい稽古の合間をぬってニコファーレに駆けつけてくれた。「楽しんでもらうように頑張っています!皆さんにお会い出来たら嬉しいです!」とコメントしてくれた。日程は29、30日、公演数は4回。アナログな演出と最新技術とのコラボ、バーチャルとリアルの融合、これは必見の舞台だ。
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