【オフィシャルレポート】WOWOW開局25周年記念「トニー賞コンサートin Tokyo」
WOWOWトニー賞コンサート
東京でブロードウェイの風が吹く、
ミュージカル愛が伝わる一夜限りの“春の夜の夢”
3月18日(土)、 東京国際フォーラム、 ホールAにて行われたWOWOW開局25周年記念「トニー賞コンサートin Tokyo」。 約5000人入る会場は、 びっしりと埋め尽くされ、 満席。 世界最高峰の演劇賞、 トニー賞が70年の歴史の中で初めて日本で“公認”したコンサートであり、 ブロードウェイから来日したゲストも本気度が違う。
「王様と私」でトニー賞ミュージカル主演女優賞受賞したブロードウェイ最高の歌姫ケリー・オハラと、 「glee/グリー」のウィル・シュースター役で一躍世界的スターになったマシュー・モリソンが初来日。 主演をすればチケットが完売する人気、 実力共にトップクラスのスターがそろう貴重な機会だ。 そして、 日本ミュージカル界のプリンス井上芳雄と、 数々の名作ミュージカルでヒロインを演じる濱田めぐみが出演。 日米のトップスターが夢のコラボレーションで、 一夜限りの“春の夜の夢”を見せてくれる。
そして、 いよいよ幕が開く。 まず、 井上芳雄が登場し「キャバレー」の “Willkommen”で観客を出迎える。 このナンバーは、 同作品のMC役が客を夢の世界へ誘う曲として有名。 井上はMC役さながらの軽快なトークと「ようこそ、 悩みなんてどこかに捨てちゃえ」という歌で、 観客をミュージカルの世界へと引き込んでいく。 そこから一気にブロードウェイの風が吹き込む。
マシューが、 軽快なダンスと歌で観客を沸かせれば、 ケリーが美しいソプラノでしっとり美しい時間へと誘う。 「雨に唄えば」、 「マイ・フェア・レディ」、 「レ・ミゼラブル」、 「グリース」、 「ヘアスプレー」、 「サウンド・オブ・ミュージック」などなど、 言葉を超え4人のスターが名作ミュージカルのナンバーを全30曲、 惜しみなく披露してくれる。 さらにマシューは「glee/グリー」から、 ケリーは渡辺謙と共演した「王様と私」から特別な曲を歌い上げてくれる。
悲しみや喜び、 幸せや人生の大切なことを歌にのせ、 1曲ワンシーンを演じ、 世界を作り出してくれる4人のスターたち。 それは童話集のように大切な寓話が詰まったようなひと時であり、 彼らが語り部となってミュージカルの魅力を全身全霊で伝えてくれる。 もっとミュージカルの魅力を知ってほしい、 そんな熱い思いがこもった春の夜の夢。 ミュージカル・ファンはもちろん、 今までミュージカルにあまり馴染みがなかった人にもぜひ、 観てほしいコンサートだ。 「この歌、 ミュージカルの歌だったんだ!」という発見があるはず!
生中継を見逃してしまった方は、 4月27日(木)
WOWOWライブをお見逃し無く!
トニー賞コンサート in TOKYO
4月27日(木)夜8:00
出演:ケリー・オハラ、 マシュー・モリソン、 井上芳雄、 濱田めぐみ
会場:東京国際フォーラム ホールA
http://www.wowow.co.jp/stage/tonyconcert/
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