【コラム】連載第181回 高浩美のアニメ・マンガ×ステージ評
2月に入って『王室教師ハイネ』は最初から演じる俳優と声優が同じ、アニメ化と舞台化と同時発表、「卵が先か、にわとりが先か」ではなく、「どっちも、同時に」という発想、新しい方法と言えよう。主演・ハイネ役に植田圭輔、脇を固める4王子は、安里勇哉(第二王子・カイ)、安達勇人(第三王子・ブルーノ役)、廣瀬大介(第四王子・レオンハルト)、蒼井翔太(第五王子・リヒト役)と豪華キャスト陣が集結。安達勇人と蒼井翔太はすでに声優としても活躍中だ。また、昨年発表になった『進撃の巨人』の舞台化、2月入って詳細が明らかになったが、エレン・イェーガーを演じるはミュージカル「テニスの王子様」で現在、跡部圭吾を演じている三浦宏規。バレエダンサーであるが、俳優としても注目度抜群の新星だ。演出は児玉明子、『ライブスペクタクル-NARUTO-』で結果を出している。プロデューサーは漫画「進撃の巨人」の原作担当編集川窪慎太郎氏とネルケプランニングの演劇プロデューサーの松田誠氏。しかも出演者は総勢150名以上で55公演、初舞台化としては異例のロングラン公演となる。また1月からテレビドラマ『男水!』が放送されており好評、舞台化は既に発表されており、俳優陣はテレビドラマ、舞台、両方に出演する。舞台では既に知名度はあるが、テレビでもじわじわと知名度が上がってきており、今後の映像での活躍が期待される。
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