おとめ妖怪ざくろ

【レポート】舞台「おとめ妖怪ざくろ」

おとめ妖怪ざくろ

なお、もともと妖怪は日本で伝承される民間信仰で古来のアニミズムや八百万の神の信仰に根ざしている不可思議な力を持つ非日常的で非科学的な存在。妖(あやかし)とか物の怪(もののけ)、魔物(まもの)と呼ばれている。当初は畏れられていた存在であったが、中世頃には娯楽化、江戸時代には完全に娯楽の対象となっている。また絵巻や絵として造形化され、“キャラクター”化している。そういった意味においては、この「おとめ妖怪ざくろ」は極めて日本的な“コンテンツ”であり、すんなり受け入れられる要素を持っている。そこに恋愛や冒険要素を絡めて、ライトで楽しい作品に仕上げている。動きのある場面も多数、舞台化向きと言えよう。

おとめ妖怪ざくろ

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。