前回以上に客席の通路を駆け回る。生徒会の壁は厚く、一筋縄ではいかない。学園もののテイストとアイドルとして、いや、人としての成長物語、皆、心迷い、悩み、考える。伝統や形式を変革するのは並大抵ではなく、それに立ち向かっていくには、スッパリとは行かない。紅月に勝利した直後は意気揚々としていたが、生徒会長の提案で迷いが生じるのは自然なこと。これからどう変わっていくのか、舞台だけのオリジナルストーリーらしい展開だ。
随所に挟み込まれるライブシーンはそれぞれのカラーがはっきりしているのでステージ全体にメリハリが出てくる。オリジナル楽曲もあり、映像も使ってのステージング。歌詞も出る時もあるので一緒に歌う事も可能。物語が終わったところで、再度、ライブ、客席にキャストが降りてくるので、がっちりと応援しよう。
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