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ドクター・コッペリウス

【3.0レポート】冨田勲×初音ミク コラボレーション再び!『ドクター・コッペリウス』

ドクター・コッペリウス

当日登壇した国際交流基金理事長 安藤裕康、演出 ことぶき光、指揮 渡邊一正、振付 辻本知彦、冨田勲ご息子の冨田勝らからの発言からその内容をまとめてみると、「ドクター・コッペリウス」は何十年も前から冨田勲が構想を温めていた作品で、5月の亡くなる時点では、作曲の大半がサウンドファイルの形で成されており、それに新たに0楽章を冨田サウンドから構成したものを加えて、今回の演奏となる。
また、この作品は、冨田が持ち続けていた2つの構想、それは、日本の宇宙開発の父と呼ばれる糸川英夫博士をモチーフにしたもの、もうひとつは初音ミクにバレエ作品の「コッペリア」を踊らせることを合体させている。この一見かけ離れていると感じさせる題材であるが、ロケットもバレエも共に重量のしがらみを乗り越えようとする人間の情熱の産物であるという共通点があり、冨田も宇宙を題材にする「空」への思考があり、この共感がこの作品の制作起因であり、彼が表現したかったことであろうと語られていました。

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