舞台『12人の怒れる男』

【オフィシャルレポート】劇団ナイスコンプレックス プロデュース#6 舞台『12人の怒れる男』東京公演が開幕!

本作は1954年にアメリカのテレビドラマとして誕生し、映画や何度も舞台化されているレジナルド・ローズの傑作。 「法廷モノ」に分類されるサスペンス作品で、密室劇の金字塔として高く評価され、現代でも多くの人を魅了し度々上演される色あせない名作として知られています。
ナイコンでは『純粋に芝居と向き合いたい。上質な空間を提供したい』という想いから2018年より定期的に本作を上演。 
4シーズン目となる今回もWキャスト、Wチーム編成で挑み、大阪公演に続いて東京公演が8月12日より開幕いたします。
前日の11日にA、Bチームともにゲネプロを行いました。
キムラのコメント「ライバルは、先週大阪で上演していた自分たち」の通り、より熱く激しく白熱したドラマをお届けいたします。15日まで赤坂RED/THEATERにて上演中。

キャストコメント

【陪審員10号役◆足立英昭】
東京公演を迎え、色んな感情があります。ですがやっぱり「嬉しい」が一番に来てしまいますね。
大阪公演では劇団、共演者、お客様、沢山の方にご迷惑とご心配をおかけしました。
それでもこうして東京公演に立たせて頂ける事は本当に光栄で、感謝の気持ちでいっぱいです。
個人的にナイコン12人は4年連続4回目の出演です。なんか甲子園みたいですね笑
ですが、それほど僕にとって、当たり前ではない、目指すべき場所の一つに成りつつあります。
去年に引き続きのこの状況。色んな方の色んな注目の仕方があると思います。
その中で、それぞれの形で、毎年最高を更新し続けるナイスコンプレックスでの12人の怒れる男を応援して頂ければと思います。

【陪審員11号◆和泉宗兵】
大阪公演を無事終えこうして東京公演初日を迎えられたことに喜びを感じてます。
そして喜びだけではない様々な感情も芽生えています。
僕たちの仕事は演劇作品をお客様にお届けし楽しんでもらうこと。
その為に出来得る限りの努力を重ね本日を迎えました。
陪審員室で起きるワンシチュエーション密室劇。
物語の始まりと終わりではまるで別の景色のように感じると思います。
演出キムラさんの演劇愛を感じていただきたい。
ナイスコンプレックス2021年版『12人の怒れる男』を沢山の方に観ていただきたい。
感染症対策の為の客席半減でチケットの手配が厳しい回もございますが、公演の配信もございます。
是非、何とぞ、よろしくお願い致します。

【陪審員12号◆畑中智行】
無事に東京公演初日を迎えられたこと、本当に嬉しく思っています。
今回初めて参加させていただいたのですが、とても気持ちの良い現場です。
常々、俳優に必要なことは「演技力以上に人間力」だと思っているのですが、今公演のメンバーは、みんな人間力の塊です(笑)。
個性豊かなキャストが、今回の「12人の怒れる男」の魅力につながっていると思います。
強い手ごたえを感じた大阪公演からチームも一新し、また面白い2チームの組み合わせが出来上がりました。
「12人の怒れる男」は、一つの事件を通して12人の陪審員の人間性が露呈し、変化していきます。
僕も、高校生の時に見た一つ演劇作品に衝撃を受け、人生が大きく変わりました。
一つの演劇作品が、観客に大きな変化を与えることがあります。
この作品を通して、皆様の生活に潤いと、良い変化をもたらせたらと思います。

【主宰・演出/守衛役◆キムラ真】
他にあまり類を見ない「本番終わってまた稽古して再び本番」。
それをナイコン12人は毎回行なっております。
先週大阪での公演を終えて、チームをMIXさせて再び稽古をしていよいよ東京公演です。
「お客様に観て頂く本番」と「稽古」では、その効果は全然違います。
稽古10回でも得られない発見が本番にはあります。
あと、よく本番終わってから「あーしとけば良かったなー」とか言う人もいますよね?
何を言いたいかと言うと、
【ナイコン12人の東京公演は物凄い到達点になる】という事です。
昨年で実証済み。今年はその効果をより良く。
今、コロナ禍が一番数字的に見て末期になっているのかもしれません。ですが、昨年ほどパニックになっていません。決して慣れた訳じゃない。舐めてもいない。
「僕らは経験してきた」
誰を信じていいか、何が真実なのか、どれが効果的なのか、何もかもが分からなかった昨年。
それでも必死に対応対策して、この1年演劇を上演し続けてきました。
この1年は絶対忘れません。
ナイスコンプレックスが今「芝居が大好きな」みなさんを楽しませる事が出来る1番の演目が始まります。
コロナ禍だからこそこの贅沢すぎるキャスト陣が揃ったのかもしれません。僕は忘れません。日本一を目指します。
ライバルは、先週大阪で上演していた自分たちです。
芝居がご飯より好きなすべての人へ
舞台『12人の怒れる男』

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