【3.0レポート】ミュージカル『TARO URASHIMA』
幕開きは浜のサーフショップ、ここにいるのはロングヘアーの老人、そこへ若者達がやってくる。それから場面が変わり、浦島太郎の時代になり、漁師達が登場するが、元気いっぱいに「海の中に何かいる……」と歌う。浦島太郎と友人のムサシ、よい友達関係であるが、歯に着せぬ物言い、ちょっと天然で前向きな青年を崎本大海が軽やかに演じる。冴えない運の悪い太郎、出だしからコミカルでこれから彼の身に起こる災難がどんなものなのか、浦島太郎には悪いが(笑)、まだ何も起こっていない段階から可笑しさがこみ上げる。こういった“災難まき込まれキャラ”、木村了の右に出る者はいないくらいのはまりっぷり。
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