• 2.5→3
  • 2.5次元ではない3.0次元舞台の情報
ミュージカル『メリー・ポピンズ』

【3.0レポート】ミュージカル『メリー・ポピンズ』華やかに制作発表会!

ミュージカル『メリー・ポピンズ』

まずは映像でミュージカル『メリー・ポピンズ』をちょっぴり紹介、それから、いきなりの歌唱に入った。まずは誰もが口ずさめるであろう名曲『チム・チム・チェリー(Chim Chim Cher-ee)』から。ここで一気に『メリー・ポピンズ』の世界に!続けて『プラクティカリーパーフェクト(Practically Perfect)』、『フィード ザ バーズ(Feed the Birds)』、『ジョリーホリディ(Jolly Holiday)』。この記者会見には、なんと幸運な一般観客も参加、まさにレア!な瞬間に立ち会ったことになる。
それから会見TIME。1人ずつ順番に挨拶、トップバッターは濱田めぐみ、「満を持して!」、長いオーディションを経てのこの会見、そして平原綾香は「誰もが知ってる作品、魔法がいっぱい詰まっています!」と語る。なんといってもあのメリーが持っているカバン、“なんでこんなものが入ってるの?”というくらい次々と出てくるし、なんといっても傘さして空を飛んでやってくるのである。ここが舞台ではどうなっているのかは観てのお楽しみ。大貫勇輔は「プレッシャーがかなり大きい」、世界中の人が知ってる作品、柿澤勇人は「やっと!子供から大人まで楽しめる作品!たまには僕も愛されたい!」舞台ではノートに名前を書いて粛々として人を殺す等、ダークな役柄をやっていたので、ここでは明るい役!その他のキャストもこの作品に出演する喜びを語る。また、ほとんどがWキャストなので、役者のカラーの違いも楽しめそう。また、平原綾香が共演者だけでなく、その場に居合わせた報道陣、観客も「!」な発言が!平原は占い師から「地球に慣れていない」と言われたとか(前世は宇宙人?????)。「(メリーは)宇宙人的なイメージなんですね」と言い、「プロデューサーから『メリー・ポピンズは宇宙人だから瞬きもしない勢いなんだよ』と言われた」と言い、「宇宙人だったころを思い出してできるかな」と発言した。
楽しい作品には違いないが、相当にレベルの高い舞台、『ミス・サイゴン』等の舞台に出演歴のある鈴木ほのかは「汗水たらしての初演」とコメントしたが、初日までの道のりは長い。また大貫勇輔は「TAPが課題」と言う。柿澤勇人も「TAP、ダンス、苦手……劇団四季にいたときに“ダンスの才能ない”と言われた!」と衝撃発言。また濱田めぐみは「映画はどこでも観られる」と言う。今はDVDはもちろん、スマホでも手軽に映像作品が観られる時代だ。それに対して「舞台はその人(観客)の人生の時間を借りている」とコメント。わざわざ、劇場に足を運び、そこで体験する、それが「生」のいいところでもある。
最後に堀社長が挨拶、実現に10年、オーディションは3年かけてやったとのこと。「やっと実現した」と語るが、初日は来年の3月。まずは製作発表までこぎつけた、ということであろう。最後は登壇したキャスト全員で楽しくも“口が滑らかに動かないと歌えないぞ”なナンバー『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(Supercalifragilisticexpialidocious)』を合唱して会見は和やかに終了した。

ミュージカル『メリー・ポピンズ』

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。