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FILL-IN~娘のバンドに親が出る~

【3.0レポート】『FILL-IN~娘のバンドに親が出る~』

FILL-IN~娘のバンドに親が出る~

客席通路から後藤ひろひとが登場する。なんと喪服、この物語は主人公の娘が事故死して動き出すからだ。最初の場面は葬儀場、後藤は「作家だから自分が殺した」と言う。ちょっと一風変わった出だしだ。主人公・真下幸吉(内場勝則)が登場する、娘の葬儀に出席するために……だが見た目はあんまり悲しそうな様子でもない。“音楽に賭けたい”と言った娘・花音を勘当し、妻・文音(柿丸美智恵)とも別居している孤独な中年男だ。涙が出ない自分に嫌気がさす幸吉、娘がどこで何をしていたか、知ろうと考えて娘の足跡をたどり始めるのであった。考えながらもひとつひとつたどっていくうちにたどり着いたのはガールズバンド『スキッドマークス』、花音がいなくなって困っていたバンド仲間にお金を渡そうとする幸吉、彼が出来る精一杯のことなのだが、リーダーの葉月(相楽 樹)が怒りだす、「娘のことが知りたかったらドラムを叩け!」

FILL-IN~娘のバンドに親が出る~

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