男水!

【レポート】舞台「男水!」

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また、この企画に携わったプロデューサーの深澤耕輔さんからドラマ化、舞台化の裏話をお伺いした。

--従来のよくあるパターン、「原作コミック→アニメ化→舞台化」ではなく、「原作コミック→TVドラマ化→舞台化しかもTVと同じ役者が演じる」という流れになったきっかけ、経緯を教えてください。

深澤:日本テレビのプロデューサーと舞台にはいい役者さんが沢山いるから、彼らが出演するドラマを作ったら面白いんじゃないか、というのがスタートでした。また、普段舞台を作っている中で役者たちからは映像にも挑戦したいという声は聞いていて、でも、活動の幅を広げるためのキッカケがあまりないように思っていたので、何かそういうものが作れたらいいなという気持ちはありました。ドラマと舞台で役者が変わってしまうと、もう全く別の作品になってしまうので、連動させるなら同じがいいと思っていました。ドラマから入って舞台に興味を持ってもらえたらという希望もありました。舞台はやっぱりいいものですが、なかなかハードルが高く見た事がない人は多いので。

--出演者はいわゆる2.5次元舞台ファンおなじみの顔が揃っていますが、キャスティングに関してはやはり「舞台ありき」の発想でしょうか?ここは色々と議論したかと思いますが。

深澤:最初からドラマ→舞台という企画でしたので、ドラマと舞台に両方ご出演いただけるという条件でお話はさせていただきました。

--TVドラマ化にあたって難しかったところはどんな点でしょうか。

深澤:キャストは舞台では超有名人ですが、マスとしての知名度があるわけではなかったので、企画を通すにあたってそこをご理解いただくのは結構大変でした。色々資料作ったり、舞台見にきてもらってお客さんの盛り上がりを体感してもらったり、事務所のマネージャーさんにもご協力いただいたりして彼らの魅力を伝えていきました。日テレのプロデューサーは、社内調整が本当大変だったと思います。

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