【レポート】『薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGE ROUTE 斎藤一』
ストーリーは新学期の春から夏休み、文化祭、クリスマスそしてバレンタインデーと、おおよそ学園生活の1年をコミカルかつ甘酸っぱい学園ライフが展開。なんと言っても一番の見どころは寡黙で自他に対して厳しい性格の斎藤一が不器用ながらも少しずつ千鶴に惹かれていくところ。その過程に観客は“胸キュン”間違いなし。そして学園生活の節目である“イベント”、ここは全体の中でもアクセントになっている。夏休みといえば……プール!そして文化祭は……模擬店やお化け屋敷!クリスマスといえばプレゼント、そしてバレンタインデーは……もちろんチョコレート!そんなイベントに10代の頃に浮き足立った経験は誰しもが持っているはず。好きな彼(彼女)がいる模擬店は気になるし、お化け屋敷で嬉しいハプニングをついつい期待するし、クリスマスにプレゼントはもらえるのか、気になる彼女はだれにチョコをあげるのか……
ほろ苦い経験のひとつやふたつはかなりの観客が経験済であろうバレンタインデーも、舞台上で描かれており“胸キュン”ポイントの一つにもなっている。可愛らしい劇伴、コミカルな動きやちょっとアートなフォーメーションは舞台ならでは。
元の「薄桜鬼」を連想する台詞や設定も盛り込まれており、はっとするファンも多いだろう。
ゲーム原作ではあるが、気軽に観られるライトな学園ラブコメ、高校生時代にちょっとタイムスリップ出来る作品だ。
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