【レポート】TEEN×TEEN THEATER「初恋モンスター」
幕開きはコミック同様のシーンから。車に轢かれそうになったのを寸前で助けてもらう二階堂夏歩(奥田こころ)。「お名前を」「知らない人には名前を教えない」で、助けてくれた相手は名乗らずに立ち去っていった。ところが、下宿先で出会う、その“彼”と!なんと小学生だった!名前は高橋奏(荒牧慶彦)、しかも大家の1人息子だった……。
ストーリーは原作通り、元もそうなのだが、次々と登場する抱腹絶倒なキャラクターに、もう笑いが止まらない。夏歩が恋した相手、奏はとにかく真っすぐで純真な心の持ち主であるが、見た目の大人っぽさに反して中身は年相応、小学生らしく、友達と全力で遊んだりしている。大きな身体に小さいランドセルという見た目のアンバランスさが妙にかわいかったりする。そして彼の友達もまた、見た目と中身のギャップが激しく、行動パターンは小学生だ。唯一、野口 一男(シェーン)だけが見た目と実年齢が合っているが、学級委員もやるしっかり者で、ほかの見た目が大人で中身が子供の他のクラスメイトと比較するとかなり大人っぽい発言をする。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。