デルフィニア戦記

【レポート】舞台「デルフィニア戦記」第一章

デルフィニア戦記

<「デルフィニア戦記」 あらすじ>

妾腹の生まれでありながら、デルフィニア国の王位に就き善政を敷いてきたウォル。だが、ペールゼンら貴族の陰謀によって、国を追われる身となった。ペールゼンたちは「改革派」を名乗り、執拗なまでにウォルの命を狙う。絶体絶命の窮地に陥っ たとき、「異世界から落ちてきた」という謎の少女リィが現れ、助太刀を申し出る。危機を脱出した二人は「同盟者」として、国を取り戻すことを誓い合う。
徐々にウォルとリィの周囲に味方が増え始めた。国内有数の騎士団の団長ナシアスや副団長のガレンス、幼なじみのイヴン、ドラ将軍とその娘のシャーミアン…。もともと、デルフィニアの民はウォル王を慕っていた。かねてより、改革派の横暴に疑義を感じていた一部の貴族にも、元・国王に肩入れしようとする流れができつつあった。この動きに改革派は浮き足立つ。
しかし「ある秘密」を握るペールゼンは、ひとり泰然自若と構え続ける。彼は、ウォルの養父であるフェルナン伯爵を監禁し、その命を盾にしてウォルに降伏を迫る。
苦悩するウォル。自分の不遇な運命が、大切な「父」の運命までも蝕んでゆく。仲間達も葛藤に頭を悩ます。ウォルの「父」を救うため、旧制復古を断念するか?否、今こそ激動の時代の荒波に身を投じるべきなのか…?行くも地獄、戻るも地獄。そこへ天使の一声をあげたのは、他ならぬリィだった。「今のおまえには王冠より欲しいものがあるんじゃないのか?」
リィはいったい何者なのか?
ペールゼンは何故、改革を起こすのか?
そして、ウォルの運命やいかに。
それぞれの過去と、正義が、やがてデルフィニア国の運命を変えてゆく――

デルフィニア戦記

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