デルフィニア戦記

【レポート】舞台「デルフィニア戦記」第一章

デルフィニア戦記

冒頭から殺陣、大立ち回り、そしてリィとの出会い、いうオープニング、それからタイトルロールがスクリーンに映し出される。物語はペールゼン侯爵が死ぬところまで描いているので、原作の序盤にあたる。囲みでも会見でも「殺陣は初めてなんです」とコメントしていた蕨野友也であったが、アクション、殺陣なんでもOKな佃井皆美や細貝 圭とひけをとらず、長身故に大きく動いていてダイナミック。佃井皆美は、難易度の高い動きを難なくこなしていて流石、足技も華麗でここは必見。細貝 圭も安定感のある殺陣、場面が引き締まる。擬闘は栗原直樹が担当しているが、ところどころ特殊な動きも入り、フォーメーションも立体的かつダイナミック、これが物語にリアリティを与えて効果的かつスタイリッシュ。“重鎮”の小林勝也、そしてベテランの山本 亨や大沢逸美が脇をしっかりと固める。

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