
【レポート】ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』開幕コメント&ゲネプロの様子をお届け!
2025年3月7日(金)明治座にて、ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』が開幕。
『屋根の上のヴァイオリン弾き』は、結婚に必要なのは「愛」なのか「金」なのか?政治的思想と、理想の家庭は両立するものなのだろうか?宗教の違いを超えて、人は幸せになれるのだろうか?親の信念を子供たちに押し付けることは良いことなのか?など、激変する世界情勢の中、いつの時代でも、どの国でも通じる今日的なテーマを、軽妙なセリフ回しと軽快な音楽、ダンスシーンを交えてお贈りする名作ミュージカル。
日本初演は1967年秋、帝国劇場にて上演。森繁久彌によるテヴィエは、通算上演900回を達成。
2004年からは“21世紀版”『屋根の上のヴァイオリン弾き』と銘打ち、市村正親がテヴィエを務め、今回で7演目の公演となります。相手役の妻・ゴールデを、市村にして“最強の女房”と言わしめた鳳蘭が務めます。
二人の愛すべき娘たちである、長女・ツァイテル役を美弥るりか、次女・ホーデル役を唯月ふうか、三女・チャヴァ役を大森未来衣が演じ、そんな娘たちと運命を共にする男たちには、長女と相思相愛だが貧乏な仕立屋・モーテル役を上口耕平、次女・ホーデルと恋に落ちる学生・パーチック役を内藤大希、三女・チャヴァと駆け落ちするロシア人青年・フョートカを神田恭兵が務めます。娘の歳ほど差がある長女・ツァイテルとの結婚を望む金持ちの肉屋・ラザール役を、2017年公演以来、久々に今井清隆が出演し、脇を固めます。
テヴィエ一家の3人娘と相手役の男性、そしてラザールと、メインキャストに新たな顔ぶれも迎え、生きることに困難な今の時代だからこそ胸に響く、今を一生懸命生きようとする家族の「愛と絆の物語」をお届けします。
開幕コメント
市村正親:2004年から始まった“21世紀版”『屋根の上のヴァイオリン弾き』、今回で7回目を迎えます。同じ作品のお芝居を長くやっていると、色々なことが身体に染み込んでいて、以前とはまた違った新しい発見ができましたし、新しいメンバーと、いいお芝居を皆さんにお届けしたいです。
鳳 蘭:ゴールデという役は、代々宝塚の先輩方が務めており、そこに自分が混ざれることを光栄に思っております。
美弥るりか:長年愛される作品に初めて参加出来ること、とても光栄に思っております。千秋楽まで頑張ります。
唯月ふうか:愉快で楽しい、笑いの絶えない家族の一員になれてとても幸せです。心を込めて皆さんにお届けしたいと思います。
大森未来衣:初めてこの作品に参加させていただきます。温かいパパとママ、お姉ちゃんたちに囲まれて幸せな日々を送らせていただきます。頑張ります。
公演概要
ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』
台本:ジョセフ・スタイン 音楽:ジェリー・ボック 作詞:シェルドン・ハーニック
オリジナルプロダクション演出・振付:ジェローム・ロビンス
日本版演出:寺﨑秀臣 日本版振付:真島茂樹
出演:市村正親 鳳蘭
美弥るりか 唯月ふうか 大森未来衣 上口耕平 内藤大希 神田恭兵 今井清隆 ほか
【東京公演】
3月7日(金)~3月29日(土)
会場: 明治座
全国ツアー公演
【富山公演】4月5日(土)~4月6日(日) オーバード・ホール 大ホール
【愛知公演】4月11日(金)~4月13日(日) 愛知県芸術劇場
【静岡公演】4月19日(土)~4月20日(日) 富士市文化会館ロゼシアター
【大阪公演】4月24日(木)~4月27日(日) 梅田芸術劇場メインホール
【広島公演】5月3日(土)~5月4日(日) 上野学園ホール
【福岡公演】5月9日(金)~5月18日(日) 博多座
【宮城公演】5月24日(土)~5月25日(日) 名取市文化会館
【埼玉公演】5月31日(土)~6月1日(日) ウェスタ川越 大ホール
主催・製作:東宝株式会社
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