2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』で、帝国劇場史上最年少座長として堂本光一が当時21歳で帝劇初出演・初主演を務めて以来、毎年上演、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける『SHOCK』シリーズ。2024年4月22日(月)『Endless SHOCK』昼公演で『SHOCK』単独主演記録2000回を達成。
そして、5月9日(木)の夜公演で、森光子がライフワークの舞台『放浪記』で1961年から2009年にかけて積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超え、2018回を達成。単独主演記録1位を更新しました。
はじめに、2020年にリカ役を務めた梅田彩佳、オーナー役の森公美子、前田美波里が登壇し、前田は「5月5日に華々しく送り出されましたが、来ないわけがないでしょう!おめでとうございます」と、森は「私は2014年しかやっていないのにやってまいりました。前人未到の2018回、超える人はこれから出てこないと思います。ギネスに載るかもしれません。本当におめでとうございます」と、梅田は「新しい伝説が出来たので、また新しい伝説を作っていくのを待っております。おめでとうございます」と、それぞれ祝福の言葉と共に薔薇の花束を堂本に贈りました。
続いて、2000本の薔薇で作られたアーチと共に、今年ライバル役を務める中山優馬と上田竜也が登場。先ほど梅田、森、前田がそれぞれ6本ずつ手渡した薔薇と合わせると、2018本になるという粋な計らいに、会場からは大きな拍手が。堂本も「これ凄いね!」と顔をほころばせ、中山と上田からも「おめでとうございます!」とお祝いの言葉が贈られました。
今井は「光一くん、大記録達成おめでとうこざいます。今でも舞台に立ち続けているって、本当にカッコイイなと思います」と祝い、屋良が「MILLENNIUM SHOCKから出させていただいていて、ライバル役もやらせていただいたので980回くらいまで行ったんですよ。今回、こうして呼んでいただけて嬉しいです。翼と光一くんと並んでると『Why don’t you dance with me?』をやりたくなりますね」と言うと、堂本は「今でいう『Higher』ね!」と懐かしそうに返した。
町田は「まずは、会いたかったですよ!素晴らしい記録で、僕もこの『SHOCK』という舞台に立たせていただけたことを凄く誇りに思っています。本当におめでとうございます!」と、米花は「お久しぶりです、12年ぶりになります。本当におめでとうございます!」と、偉業を祝福。
堂本は「いろんな土台を作ったり、一緒にやってきたもんね。ありがとう。嬉しいです」と、感慨深い様子で語りました。
今回、国内演劇・単独主演記録1位更新したという実感はありますかという質問に、堂本は「こうして翼が来てくれたり、当時の後輩が駆けつけてくれていますが、本当につい最近のように思っちゃうんです。なので、2018回もやってきたという実感はあまりなくて、すごく不思議な感覚です」と答え、ここまでやってこれたのは「求めてくださる方が居るからというのが大きいです。お客様はもちろんのこと、スタッフや共演者の皆さんにも応えたいという思いが強くありました。森光子さんが2017回という素晴らしい記録を立てられて。森光子さんの言葉で『あいつより上手いはずだがなぜ売れぬ』というのがありますが、自分は逆で。あいつより下手なんだから命を燃やさないと、という気持ちでずっとやってきました。とにかく命を燃やして、そういった輝きをお届けするしかないなと」と、心情を語りました。
『Endless SHOCK』
2024年4月11日(木)~5月31日(金)東京都 帝国劇場
<出演者>
堂本光一 / 佐藤勝利 / 越岡裕貴 / 松崎祐介 / 高田翔 / 寺西拓人 / 松尾龍 / 尾崎龍星 / 石川直 / 中村麗乃 / 前田美波里 / 島田歌穂
※「Endless SHOCK Eternal」同時上演
※前田美波里と島田歌穂はダブルキャスト
2024年7~8月 大阪府 梅田芸術劇場メインホール
<出演者>
堂本光一 / 中山優馬 / 林翔太 / 室龍太 / 高田翔 / 原嘉孝 / 松尾龍 / 尾崎龍星 / 綺咲愛里 / 島田歌穂
2024年9月 福岡県 博多座
<出演者>
堂本光一 / 佐藤勝利 / 福田悠太 / 辰巳雄大 / 室龍太 / 高田翔 / 松尾龍 / 尾崎龍星 / 綺咲愛里 / 前田美波里
2024年11月 東京都 帝国劇場
<出演者>
堂本光一 / 上田竜也 / 福田悠太 / 辰巳雄大 / 越岡裕貴 / 松崎祐介 / 松尾龍 / 尾崎龍星 / 石川直 / 綺咲愛里 / 中村麗乃 / 前田美波里
※綺咲愛里と中村麗乃はダブルキャスト