今年1月公演の再演。劇場もシアターGロッソに変わり、それに伴って演出やセットが大きく変わった。ストーリーは1月と同じであるが、演出が変わると観た印象も大きく変わる。しょっぱなからアクションシーンとなるのだが、高低をめいっぱい使い、ワイヤーも使ってのダイナミックな見せ方、観客はすぐにテンションが上がる仕組みだ。おなじみのドクタケ城、悪だくみをするも、脇の甘さで結果はいつも同じ。「何回、同じ失敗をすれば気が済むの?」といったツッコミは無しで、楽しくお間抜けぶりを笑いたい。忍術学園の美形(?)女装をさせたら右に出る者はいない伝子&半子の艶姿はもはや”お約束”、もたもたするけど、めっぽう可愛い1年生トリオ等、毎度おなじみの面々、毎年同じことをしても、これは”名物”なので、出来る限りずっとやって欲しいところ。
また1月公演で好評だったストンプもバージョンアップし、しかも”増量”、ここはしっかりと観て欲しいポイントだ。また、ワイヤーを使ったアクションシーンでは、シアターGロッソならではの舞台機構を使い、なんと海中シーンが新たに”追加”、天井の上からワイヤーで”海に潜る”のだが、逆さになってゆっくりと下がっていくところは、見せ場となっている。
原作では描かれていない兵庫水軍と忍術学園の出会いであったが、常に新作を出し続けているミュージカル『忍たま乱太郎』、次回は、どんなキャラクターが登場するのか、懲りないドクタケ城の面々、元気な忍術学園はどんな活躍を見せてくれるのか、まだまだ続くシリーズである。
また、初演もそうだったが、なんと”マルチエンディング”を採用、公演毎に異なる内容となっている。ここはシークレット、かなり笑える内容なので、観劇予定があるなら、ここは”お楽しみ”、乞うご期待。