舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~ヒートアップ~

【レポート】舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~ヒートアップ~

舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~ヒートアップ~

自転車競技は個人戦ではなく、チーム毎の戦いだ。そして目標は「勝つこと」のみ!銅橋正清(兼崎健太郎)は「真実はひとつ、勝つことだ」と言い、総北の手嶋純太(鯨井康介)は「目標は連覇だ」と言う。集団で走る様は皆両手に自転車競技用のヘルメット、本当に大勢が走っているように見えるが、ここは舞台ならではの“マジック”。各校好調な滑り出し、自転車競技はいくつかあるが、ここで描かれているのはロードレース、道路上で走力を競うが「自転車競技の華」とも呼ばれている。競技方式は参加者全員が一斉にスタートし、予め決められたフィニッシュ線での着順で決勝する方法や参加選手が一定時間差で個別にスタートし、フィニッシュ線までの所要時間で決勝する方法等がある。また2日間以上の前記2方法を取り入れた2レース以上の合計所要時間等で決勝する方法もあるようであるが、いずれにせよ「早くゴールに」、また『弱虫ペダル』人気で競技自体に関心が高まっているようでもある。
最初は順調に見えた総北であるが、なんと小野田坂道が……みんなから大きく遅れをとってしまう。ゼッケンは「1」、小野田坂道であることはライバル校には明白、ここで「1」がいかに重いゼッケンなのかを身を持って知ることになる。皆、坂道を妨害し始めるのであった。コミックでもアニメでも描かれているが、ここは坂道にとっての試練だ。

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