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音楽劇「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -case. 剥離城アドラ-」

【レポート】音楽劇「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -case. 剥離城アドラ-」ゲネプロ公演レポート

2019年12月19日(木)より開幕する、音楽劇「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -case. 剥離城アドラ-」の公演に先駆けて、15日に市川市文化会館 大ホール(千葉)にてゲネプロ及びプレビュー公演が行われた。

本作は、TYPE-MOON作品の小説「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」(著:三田誠)が原作となっている。
今回舞台化される「case.剥離城アドラ」は、漫画版「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」でも連載された。
テレビアニメ版は2019年7月から9月にかけて「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン) Grace note-」が放送されたが、「case.剥離城アドラ」はアニメ未放送。
幻想的で悲愴な事件を舞台でどう描き、表現するのか、原作ファンからの期待が大きいものとなっている。

本稿ではゲネプロの様子を写真(掲載数10枚)と、プレビュー公演を迎えるにあたり代表キャスト3名による意気込みや見どころのコメントをいただいたので、こちらも合わせてお届けしよう。

【Introduction】
とある極東の地方都市にて行われた魔術儀式・聖杯戦争。あらゆる願いを叶えると言われる万能の願望機・聖杯を巡って行われたその戦いを、征服王イスカンダルとともに駆け抜けた少年がいた。その名はウェイバー・ベルベット。
時を経て少年は青年となり、かつての師が冠したロード・エルメロイの名を受け継ぐこととなる。魔術師たちの総本山・時計塔で、「ロード・エルメロイⅡ世」として教鞭を執る彼の元に舞い込む様々な事件。現代の常識でははかり知れない、魔術の世界で引き起こされる出来事に、内弟子の「グレイ」とともに立ち向かっていく――。
神秘と幻想、魔術と謎の交錯する音楽劇「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」、いざ開幕。

【代表キャストからのコメント】

音楽劇「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -case. 剥離城アドラ-」

【ロード・エルメロイⅡ世 役:松下優也】
毎日ずっとこの作品に向き合って稽古場で稽古していたので、ようやくという感じです。
僕の演じるロード・エルメロイⅡ世は、過去に起こった出来事で、色んな重圧を背負っていて、実はすごく人間味あふれたキャラクターというところが魅力だと思います。
そして、説明好きなⅡ世なだけあって、僕のセリフ量もちゃんと膨大です(笑)。作品としては音楽劇なので、和田俊輔さんの素晴らしい音楽達が皆さんを「ロード・エルメロイⅡ世」の世界に連れて行ってくれます。
あと、舞台では様々な仕掛けや映像、イリュージョンなど演出がたくさんあるので、そのあたりも楽しみにしていただきたいです。

【グレイ 役:青野紗穂】
今回初の2.5次元作品に挑戦させていただけてとても嬉しいです。
物語にそれぞれの背負っているものや、願いが入り組んでとても面白くなっているので、一度では無く二度三度、違う登場人物の視点に立ってみていただければ幸いです。
私達も魔術の世界に皆様をお連れできるよう精一杯頑張ります!お待ちしてます!

音楽劇「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -case. 剥離城アドラ-」

【化野菱理 役:壮 一帆】
この作品の大きな魅力の一つが、それぞれのキャラクターのバックボーンがきちんと描かれているところにあり、そのバックボーンを物語の主軸に絡めつつ、語られてゆく事がとても面白いです。また、個性豊かなキャラクターの中で、「普通の輝かしい主役」というのではなく一人浮いているかのように見えるロード・エルメロイⅡ世という“孤高の存在”が、彼の持つ心の傷や背負っているものを内に秘め、それ故にさらに魅力的に映し出されている作品だと感じています。
お客様には、この奥深いストーリーとその世界に身を委ね、一緒に事件を解決してゆく気持ちでご覧いただければ、よりお楽しみいただけるのではないでしょうか。
私が演じる化野菱理は謎めいた女性であり、ロード・エルメロイⅡ世とは別の意味で浮いている存在の化野を、限られた出番の中でどれだけ印象に残るように演じることが出来るかが課題ですので、そこをきちんとお見せしたいと思っています。

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