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オーバーリング・ギフト

【3.0リポート】『オーバーリング・ギフト』

オーバーリング・ギフト

ここでミュージカルらしい演出が入るのだが、実はその最中でミロコ一家の裏の稼業が暴露される。あっけらかんと打ち明けられるので、要チェック。
そしてその裏稼業の話を、物陰から聞いて一人喜ぶ少年がいた…。

ミロコ一家に受け入れてもらえたが、数日たっても立ち直れないアスター。彼はまだオーバーだった頃の自分が忘れられなかった。そんな彼の前に再びあの美しい歌声の主が現れる。彼女の名前は咲耶(中村百花)。その歌は壁の向こうにいる男性を想って歌われていたものだった。
彼女の歌声は、再びアスターの心に響き、彼にとって今の居場所はどこなのかを気付かせる。

ようやくトトイたちと暮らすことを決意したアスター。
しかしある日、カゲツ(富田健太郎)と名乗る少年が彼らの家を訪ねてきたことから、物語が大きく展開していく。
カゲツは、先日ミロコ一家の裏稼業をこっそり耳にしていた少年だった。
彼の切実な願いをかなえるために、危険な行動に出るアスター。それを助けるトトイ。
やがて二人の行いは、決して知られてはいけない壁の中で噂になってしまう…。

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