ヴァンパイアも人間も、舞台も客席も一つになって、興奮が最高潮に達する、オンリーワンな魅力を放つミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』。
ロマン・ポランスキー監督のカルト・ムービー『吸血鬼』を下敷きに、『エリザベート』『モーツァルト!』『マリー・アントワネット』『ベートーヴェン』で知られるミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を手がけ、ロック界のワーグナーと称されるジム・スタインマンが音楽を手がけた、ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』は、1997年にオーストリア・ウィーンで世界初演を迎えました。
2006年に、ミュージカル界で唯一無二の圧倒的な存在感を誇る、クロロック伯爵:山口祐一郎、ミュージカルのエンタテイメント作品で第一級の手腕を発揮する演出:山田和也の最強タッグで日本初演され、以来、2009年、2011年、2015年、2019年と再演を重ねる超人気演目に。
この度、日本初演から20年目を迎える2025年5月に、東京建物 Brillia HALLで6年ぶりの再演が決定しました。
サラはフランク莉奈・中村麗乃、アルフレートは太田基裕・寺西拓人、マグダは青野紗穂、シャガールは芋洗坂係長、レベッカは明星真由美、ヘルベルトはジュリアンと魅惑の新キャストが大集結し、クコール役は初演以来、幕間のクコール劇場が好評を博す駒田一と、新キャスト伊藤今人(梅棒)のWキャスト。
ヴァンパイア・ダンサー=伯爵の化身は、佐藤陽介・加賀谷一肇。アブロンシウス教授は山口と共に長く公演を支えてきた石川禅が、新キャスト・武田真治と共に演じます。
山口「こんにちは、おはようございます、こんばんは・・・実はわたしたちヴァンパイアの世界に『おはようございます』はございません」
城田「(笑)」
山口「今日は、2006年の帝国劇場初演以来、何と20年目になります『ダンス オブ ヴァンパイア』来年は私、山口祐一郎と―—」
城田「私、城田優の W キャストでお届けいたします。(山口に)ご無沙汰しております」
山口「本当にね、こんなに素敵な息子がいて、私は果報者でございます」
城田「こちらこそ!」
山口「出演のご理由は?」
城田「元々やはり僕も『ダンス オブ ヴァンパイア』は何度も帝国劇場で拝見させていただいていますけども、いつか自分もヴァンパイア役を演じたいなと思っておりましたゆえ」
山口「待ってました! 本当にパパとしては幸せです」
城田「2010年『エリザベート』という作品でもご一緒させていただいた時にも、いつも『パパだよ』って仰ってくださって」
山口「何と言ったって、パパより大きい息子ってのは本当に幸せなんですよ」
城田「(笑)」
山口「衣裳、随分私と違うんですけど、着てみてどんな感じですか?
城田「爪とかもそうなんですけど、はじめての感覚といいますか。ずっと長くヴァンパイア役をされていてどうですか?」
山口「・・・日常でこのまま爪つけて家帰ると、色々問題ありますよね」
城田「何もできない。さっきも携帯電話もいじれないし」
山口「ああ。『毎日それつけて』(とか言われても・・・)」
城田「(笑)いやあ面白すぎる」
山口「ところで作品の魅力は―—」
城田「何と言ってもヴァンパイアの最後の曲じゃないですか?お客様も一体化して」
山口「本当に、客席と舞台がひとつになる、そんな『ダンス オブ ヴァンパイア』2025年は日本全国にお伺いさせて頂きます」
城田「5月は東京建物 Brillia HALL」
山口「6月は愛知・御園座」
城田「7月は大阪・梅田芸術劇場」
山口「そして同じ7月福岡・博多座へ参ります。私達の本当に素敵な舞踏会へのお越しを―—」
城田「お待ちしております」
山口「Yeah, My Beautiful Son!」
城田「My Beautifuli Father!」
2025年5月 東京建物 Brillia HALL
2025年6月 愛知・御園座
2025年7月 大阪・梅田芸術劇場メインホール
2025年7月 福岡・博多座
クロロック伯爵:山口祐一郎・城田優(Wキャスト)
サラ:フランク莉奈・中村麗乃(Wキャスト)
アルフレート:太田基裕・寺西拓人(Wキャスト)
マグダ:青野紗穂
シャガール:芋洗坂係長
レベッカ:明星真由美
ヘルベルト:ジュリアン
クコール:駒田一・伊藤今人
ヴァンパイア・ダンサー=伯爵の化身:佐藤洋介・加賀谷一肇(W キャスト)
アブロンシウス教授:石川禅・武田真治(W キャスト)
ヴァンパイア・シンガー:川島大典、岡 施孜、桜雪陽子、坂口杏奈
ヴァンパイア・ダンサー:吉﨑裕哉、酒井 航、渡辺謙典、水島 渓/渡邉春菜、小石川茉莉愛、藤田実里、堂 雪絵、畠中ひかり
アンサンブル: さけもとあきら、麻田キョウヤ、伊藤俊彦、森山大輔、天野翔太、川口大地、折井理子、千葉由香莉、小林風花、今野晶乃、宮内裕衣、森下結音
SWING:高瀬雄史、髙田実那
【CREATIVE】
脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:ジム・スタインマン
ヴォーカル・ダンス編曲:マイケル・リード
演出:山田和也
振付:上島雪夫
翻訳:迫 光
翻訳・訳詞:竜真知子
音楽監督:甲斐正人
指揮・音楽監督補:塩田明弘
美術:松井るみ
照明:高見和義
衣裳:有村 淳
メイク:柴崎尚子
音響:大坪正仁
歌唱指導:ちあきしん、山口正義
稽古ピアノ:宇賀村直佳、森本夏生、山田梨菜
オーケストラ:東宝ミュージック、ダット・ミュージック
舞台監督:三宅崇司
演出助手:小川美也子、斎藤 歩
制作:廣木由美、野村麻理
アシスタント・プロデューサー:小林亜沙美
プロダクション・コーディネーター:小熊節子
プロデューサー:齋藤安彦
製作:東宝