2004年1月の滝沢秀明主演による初演以来、若々しく、パフォーマンス力を備えた二十代のタレントによって、大切に演じ継がれてきた『DREAM BOYS』。
18年間の長きにわたり、亀梨和也(2004~2012年主演)、玉森裕太(2013~2018年主演)、岸優太(2019~2021年1月主演)、菊池風磨(2021年~2022年主演)らを中心に、毎年様々な組み合わせで演じられてきました。2019年の公演から、演出に堂本光一が関わり、磨き上げてきた本作。
現・帝国劇場最後の公演となる本公演は、前作(2023年9月)に続き、主演にSnow Man 渡辺翔太、チャンプにSixTONES 森本慎太郎が続投。演出は引き続き堂本光一が担当、更に今作は総勢20名の少年忍者が出演します。
この度、本作の製作会見が、7月31日(水)に都内にて実施されました。
製作会見には、渡辺翔太、森本慎太郎、紫吹 淳、鳳 蘭の4名が登壇。
以前、演出の堂本光一へのおねだりとして、渡辺は楽屋の暖簾、森本は一緒に食事がしたいと話しており(※下記URL参照)、そんな2人に堂本よりサプライズ映像が届きました。
昨年の公演について、堂本は「翔太は、自分なんかに務まるんだろうかという謙虚さが逆に良かったと思います。稽古を通して、本番にアツい想いとなってお客さんに届いていった。慎太郎は、悲しみを背負っている、実は心優しいという部分を上手く表現してくれた」と、2人を称賛。
2人からのおねだりについては、「早よ言ってくれやと(笑)。暖簾は作るのに半年くらいかかるので、2人の暖簾を作っているけど、もしかしたら間に合わないかもしれない。今後も舞台に立つこともあると思うので、使ってくれたら良いな」と、続けて食事についても「誘うのが苦手なタイプなので、言ってくれれば是非行きたいので、あんな話やこんな話をしましょう(笑)」と、今年中に実現したいと話しました。
最後に、「2人を中心に、素晴らしいカンパニーとなり、お客さんと素晴らしい時間を共有できるよう、いい作品にしてくれたら。自分もその一端を担えるように。共に頑張りましょう」とコメント。
映像を見た渡辺は「素敵な言葉を沢山いただけて嬉しい」と感想を述べた後、「映像長くないですか?」と、堂本が5分以上語っていたことに思わず突っ込みを入れる。
森本は「暖簾もご飯も嬉しいんですけど、それより“光一くん顔カッコよすぎね?”って思って。堂本光一 格好いい~って思いながら見てたら、5分間あっという間でしたね」と述べ、笑いを誘いました。
紫吹は、舞台『喝采 愛のボレロ』。宝塚歌劇団月組トップスターを務め、その後2004年に女優デビューとして出演。「まだ女性らしいの振る舞い方が分からず、ボーイッシュな女性の役というのもあり、男役の度合いが勝っていました」と振り返り、「その後、鳳 蘭さんから手取り足取り女性とはを教えていただき、今に至ります」と語りました。
また、『レ・ミゼラブル』日本初演にも出演しており、鳳は「最高のミュージカルは、曲が良いんです。お稽古を含めて1年弱この作品をやっていて、毎日レ・ミゼラブルの曲を聴き、毎日感動していたのを覚えています」と語りました。
そんな紫吹と鳳と共にステージに立つ、渡辺と森本。2人にとってどんな存在かを聞かれると、渡辺は「ステージに立っていただけるだけで、煌びやかさが増す。お二人にしか出せないキラキラで、魅力的だと思っています」と、森本は「ステージでの立ち姿を見て、こうやって立つんだなと学びました」と、コメント。
また、今年はどのように作品を作っていきたいかを聞かれると、渡辺は「現・帝国劇場最後の公演ですが、先ほど慎太郎が言っていたように肩に力を入れすぎず、昨年を超えられるよう演じていきたいです」と、森本は「クローズするからと言って、特別なことをやり過ぎると空回りするだろうし、それは光一くんも望んでいないと思います。光一くんがつける演出に従って、いいものを届けられるように稽古をしていきたいです」と、語りました。
2024年10月9日(水)~29日(火)帝国劇場
演出 堂本光一
渡辺翔太(Snow Man) 主演
森本慎太郎(SixTONES) Champ
少年忍者
(田村海琉 織山尚大 川﨑皇輝 深田竜生 黒田光輝 檜山光成 久保廉 小田将聖 元木湧 北川拓実 青木滉平 安嶋秀生 ヴァサイェガ渉 鈴木悠仁 瀧陽次朗 川﨑星輝 山井飛翔 長瀬結星 豊田陸人 稲葉通陽)
紫吹 淳 鳳 蘭