しょっぱなから通路を使う演出、セットもだいぶ大掛かりになり、迫力もある。またGロッソの天井の高さを生かした演出、アクション、忍者の物語なので、こういった見せ場も多く単純に楽しい。ミュージカルナンバーがかかると客席から手拍子が起こり、俳優陣も張り切って演じていたのが印象的。お約束感のある“乱太郎、きり丸、しんべエ、つかまっちゃいました”もあり、また上手くやったつもりなのに“ドクタケの皆さん、バレてますよ”もあり、こういったシーンは毎度のこと。また前回好評だった、キュートな“伝子&半子”、もちろん登場、逆にこれがないと!であろう。また、新しいお笑いシーン、兵庫第三協栄丸役の北村圭吾の1人二役、うりふたつの弟を交互に演じ、当然、客席大笑いであった。