幕開きはステージに1人、高峯翠(村川翔一)が登場する。どこかのヒーローみたいな衣裳、「恥ずかしい」と言いつつ、困った感じ。それから次々とキャラクターが登場するが、テンションMAXで超前向きキャラ守沢千秋(佐伯亮)が出てきて、一気に賑やかになる。それから、初演を観てない観客のための“おさらい”パート、これがライブシーンの連続でオリジナルストーリーが展開される前回の舞台のダイジェスト、ライブシーンとして単純に楽しい。それから物語が動く、という構成。ドリフェスに勝利し勢いをつけた新進気鋭ユニット、Trickstar、夢ノ咲学院を改革すべく、鮮烈なパフォーマンスで紅月に勝利したが、“皇帝”として学院に君臨する生徒会長・英智より、突然のユニット解散命令が言い渡される。ドリフェスでのパフォーマンスを高く評価した英智は、それぞれの才能を活かすために、別のユニットへの移籍を提案する。当然、解散等考えられないスバルたちであったが、取り巻く状況は変わっていき、ユニット分裂の危機に……。悩む迷う明星スバル(小澤廉)はたった1人でもいいからステージに立つことを決める、というのがだいたいのストーリー。