2024年6月6日(木)〜6月16日(日)まで東京・シアターH、6月21日(金)〜6月23日(日)京都・京都劇場にて上演される、舞台「文豪とアルケミスト 旗手達ノ協奏(デュエット)」。
原作となる『文豪とアルケミスト』は、人々の記憶から文学が奪われる前に、文豪と共に敵である“侵蝕者”から文学書を守りぬくことを目指す DMM GAMES で配信中の文豪転生シミュレーションゲーム。
第七弾となる本公演では、志賀直哉がかつての友 小林多喜二や白樺派を中心として文豪たちとともに強大な侵蝕者に抗う姿が描かれます。
今作は志賀直哉役を谷佳樹さん、武者小路実篤役を杉江大志さんが演じるほか、有島武郎役を杉咲真広さん、里見弴役を澤邊寧央さんが続投。初めて白樺派が全員揃っての出演となります。
そして新たに、小林多喜二役を泰江和明さん、石川啄木役を櫻井圭登さん、高村光太郎役を松井勇歩さん、広津和郎役を新正俊さんが演じます。
また、東京公演は本作がシアターHのこけら落とし作品となります。
この度、志賀直哉役:谷佳樹さん、武者小路実篤役:杉江大志さん、小林多喜二役:泰江和明さんに、稽古開始前にインタビューを実施。
本作にかけるアツい想いや、意気込みを語っていただきました。
最後に直筆サイン入りチェキのプレゼントも♪
杉江:私はもう、本当に意気込んでますよ!!!
谷:それを聞いてるんだよ!何を意気込んでるの(笑)。
泰江:(笑)。
杉江:満を持して白樺派が揃うことが出来たという感覚です。我々にとっては、一作目、二作目とやらせていただいたので、思い入れもある大好きな作品なんですよ。そして今はシリーズ七作目まで来ましたと。長く続いてきた凄い作品になっているのに、二作目以降出てこなかったっていうのは「おいおい、ちょっと待て」と。
谷:うんうん(笑)。
杉江:だから、「お待たせしました」という気持ちですよ!
谷:自分たちがやったのは初演と二作目だったから、「文劇」というものを世に出すためにはどうしたらいいのかを考え抜いた時代だったよね。キャスト同士、ディスカッションをすごく沢山やって、文劇の土台を作ってきたんです。今はどういう感じで作っているのかは分かりませんが、きっとまた沢山話し合いながら作っていくことになるんだろうなと思いながら、今作には挑むつもりです。
杉江:つまり「お待たせしました!!!」っていう思いですよ!!!
谷:そうです、意気込んでますからね!
杉江:我々が「「文劇」というのは、これだ!」と、再びお見せしましょうということです。気合も入ってます!この間、別作品で演出の吉谷さんとお会いした時に「僕、相当気合入ってます。気合が入った僕は面倒くさいですよ」と、前もって注意喚起しておきました(笑)。
谷:(泰江さんに向かって)本当に、気を付けて。
泰江:(爆笑)。
谷:杉江大志が面倒くさくなればなるほど、気合が入っているということです。
杉江:今回は、小林多喜二と志賀直哉がメインになってくるので、その辺のバランスも取りながらやらせていただきますよ。
谷:バランサーでアツくて面倒くさい男なのね(笑)。
今回、共に戦ってきた2人がまた揃って、更に白樺派が4人、そして志賀直哉と小林多喜二の関係性がすごくエモいなと。エモい関係性度合いでいえば、志賀直哉と武者小路実篤の関係性も負けていないですが、新たに小林多喜二が来たことによって、ファンの方からすると新コンビ登場みたいになるんじゃないかなと。もちろん、アツい男たちによる文学を守る戦いというのは忘れずにやっていきたいです。気合い入ってます!
泰江:それはもう、気合い入ってます!
お2人とは今日初めてお会いしたんですけど、こういう感じで「文劇」って作られてきたんだなと感じているところです(笑)。楽しそうだなって。「文劇」ファンの皆様からしたら、小林多喜二、お待たせしましたという感じじゃないでしょうか。皆さんが好きなキャラクターだと思うので、それに恥じないように頑張っていきたいです。
泰江:「文劇」の役作りってどれくらい大変なんですか?
谷:そこはあまり擦り合わせてないよね。「文劇」の志賀直哉として、別物と考えて役作りをしています。
杉江:ご本人様として、やってはいないよね。
谷:喋り方も違うしね。
杉江:歴史上の人物を演じる時とは、違うフィルターにしてるかな。本人としてではなく、キャラクターとして演じるっていう感覚。
谷:もちろん、史実も色々と調べて学んで、情報として持っていた方が良いけどね。でも、あまりそっちに引っ張られないようにしながら役作りしたかな。
杉江:必要な部分だけ、自分の中に持っておく。そういう意味では、大変かもしれない。
泰江:ありがとうございます。質問したいと思っていたので、こうして聞けて良かったです。
杉江:多喜二として堂々と立って、思うままにやってくれれば良いよ。あとは谷やんが何とかしてくれる。
谷:なんでだよっ!(笑)
一作目・二作目の時は、ほとんど共演したことあるメンバーで。今作では泰江くん、新(正俊)くんと初共演になるので、フレッシュさと上手く融合させながら、泥臭く一緒に作り上げていきたいです。同じ作品の中で戦う仲間として、一緒に新しいものを作っていけたらと思います。
杉江:いつだって、状況が変わったらやるべきことは変わってくると思うので、どこに焦点を当てるべきなのかを考えながらやらせていただいています。今回は役作りというよりは、立ち位置の違いを考えて、どの部分でサポートをしていくかを考えています。武者小路実篤と志賀直哉の2人の時はあまり変わらないと思いますし、逆に前回は居なかったキャラクターが居る時は、彼らとの関係性を踏まえた役作りをしていくかと。
谷:僕も元々作ってきた部分や持っているものは変えずに、対峙する相手によっての変化を意識しながらやっていきたいと考えています。また新たに作り直すのではなく、足すような形にしていきます。
泰江:ちゃんとした役作りは、稽古が始まっていろんなディスカッションをしてからになるかもしれません。今は、小林多喜二のことを調べて学んだり、代表作でもある『蟹工船』を読んだり、自分の中に蓄えるだけ蓄えて、役作りの準備をしているところです。
谷:白樺派勢揃いです!っていう感じですね。武者は後ろからずっと志賀を見守ってくれているんだなという、心強さや安心さもありながら、関係性もより濃く描かれているので、そこがやっぱり本作の見せどころの一つにもなってくるかなと。僕たちがやってきた一作目・二作目の「文劇」って、少年漫画のヒーローのように、ピンチに陥った親友を危険を顧みず助けに行く、王道作品って言われていて。今回も似たような部分があるなと。
杉江:白樺派のイメージが、きっとそうなんだろうね。
谷:そういうテーマなんだろうなというのは、台本を読んで感じました。あと、泰江くんとも話したのですが、小林多喜二は自由な発信ができない時代に発信していた程の意志の強さがあり、それを現代でやることで、メッセージを発することの大事さなどが台本に載っている気がしました。
杉江:良いバランスにまとまっているんじゃないかなと、すごく感じました。武者としては立ち回りやすいところに居るので、上手にこの作品のバランスを取っていきたいです。そこは谷やんと吉谷さんと相談しながら考えていきたいと思っています。
泰江:シンプルに、面白かったです。わかりやすく何かが起きて、立ち向かう姿をしっかり作り上げられているからこそ面白いんだなと感じましたし、杉江さんと谷さんのお話を聞いて、王道だけど今までと違う部分もあり、初めて観る方も分かりやすくて面白いと思ってくれるんじゃないかな。「文劇」が好きな人にとっても面白い要素がいっぱいあるんだろうなと思いました。
杉江:お待たせしました、皆さんと同じように、僕たちも「文劇」に帰ってこられることを本当に楽しみにしていました。その想いを全部乗せて、妥協のない、最高の作品に出来るよう頑張りたいです。個人的には、一作目で無頼派の三羽烏たちが作ったキャラクターを前に出した面白さをね、「忘れてるんじゃないかい?ちょっと良い感じのところに収まろうとしてるんじゃないかい?」って。もう一度、吉谷さん含め、観に来てくださる皆様に思い出していただけるようにしたいですね!
谷:(爆笑)。やだぁ~やだよぉ~(笑)。
杉江:こんなこと言ったらハードル上がっちゃいますけど。今はそんな意気込みで向き合いたいなと思っておりますので、楽しみにしていてください。よろしくお願いします!
泰江:いろんな意味で、小林多喜二というキャラクターは「お待たせしました!」になるかなと。僕自身も、それを含めて思い切りぶつけられたらなと思うので、楽しみにしていてほしいです。あとは、七作目からの出演となりますので、いろんなことを勉強しながら、これまでの「文劇」の歴史や想いを受け継ぎながらも、今作が一番面白い!ってなる作品にするため、気合を入れて頑張っていきたいと思います!新しい風を吹かせに来ましたので、よろしくお願いします!
谷:シリーズが続くということは、本当にお客様に愛されているということでもあり、これまでも公演を重ねる度に期待値をみんなが超えてきた。そうした歴史を僕たちも意識しつつ、でもそこだけを意識するのではなく、自分たちが一生懸命ゴールに向かってお芝居を作っていけば自ずと越えていけるものだと思っているので、高いハードルをみんなで乗り越えていきたいです。二作目の時にも言いましたが、本当に楽しみにしていただいて、期待値を上げてきてくださって大丈夫です。作品として、プロとして、お客様に最高なものをお届けします。そして、シアターHは、本作がこけら落とし公演になるということで。
一同:(拍手)
杉江:嬉しいよね!
谷:人生初のこけら落とし公演でもあり、そこも楽しみなので、劇場の空間も含めて楽しんでいただけたらと思っております。劇場にすぐ来てください!
杉江・泰江:すぐに?!
杉江:締まらんなぁ(笑)。
谷:皆さん、劇場に是非来てください!以上です!(笑)
【クレジット】
ヘアメイク:太田夢子(earch)、神田愛美(earch)
スタイリスト:小林洋治郎
衣装協力:
【谷佳樹】
シャツ/Casper John/Sian PR
【杉江大志】
メッシュロンT/AIVER/Sian PR
【泰江和明】
シャツ/wizzard/TEENY RANCH
ブルゾン/CULLNI/CULLNI FLAGSHIP STORE
パンツ/CULLNI/CULLNI FLAGSHIP STORE
他スタイリスト私物
今回インタビューをさせていただいた、谷 佳樹さん×杉江大志さん×泰江和明さんの直筆サイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!
応募締め切りは2024年5月24日(金)23時59分です!沢山のご応募お待ちしております!
※サイン入りチェキは当選者1名様につき1枚とし、XのDMにて当選された方にのみ、ご連絡いたします。その際にチェキの種類は選べません。
※仕様上アカウントをフォローして頂かない場合はDMが送れませんのでご注意ください。
※DM送信後は48時間以内にご連絡が無い場合、当選は無効といたします。
舞台「文豪とアルケミスト 旗手達ノ協奏(デュエット)」
日程・会場
〈東京公演〉2024年6月6日(木)〜6月16日(日)シアターH
〈京都公演〉2024年6月21日(金)〜6月23日(日)京都劇場
出演者
志賀直哉:谷佳樹
武者小路実篤:杉江大志
有島武郎:杉咲真広
里見弴:澤邊寧央
石川啄木:櫻井圭登
高村光太郎:松井勇歩
広津和郎:新正俊
小林多喜二:泰江和明
アンサンブル:
町田尚規
多田滉
山口渓
田中慶
石澤友規
松崎友洸
山田隼人
杉山湧哉
スウィング:大嶌幸太
原作:「文豪とアルケミスト」(DMM GAMES)
監修:DMM GAMES
世界観監修:イシイジロウ
脚本:なるせゆうせい(オフィスインベーダー)
演出:吉谷晃太朗
音楽:坂本英城(ノイジークローク)
主催:舞台「文豪とアルケミスト」7製作委員会
アフタートークショー
<東京>
6月7日(金)14:00公演 白樺派座談会 登壇者:志賀直哉役 谷佳樹/武者小路実篤役 杉江大志/有島武郎役 杉咲真広/里見弴役 澤邊寧央
6月11日(火)13:00公演 新文豪談義 登壇者:石川啄木役 櫻井圭登/高村光太郎役 松井勇歩/広津和郎役 新正俊/小林多喜二役 泰江和明
6月12日(水)18:00公演 文劇2同窓会 登壇者:武者小路実篤役 杉江大志/有島武郎役 杉咲真広 ゲスト:久保田秀敏・小坂涼太郎
6月13日(木)13:00公演 文劇特別談義 登壇者:志賀直哉役 谷佳樹/小林多喜二役 泰江和明
<京都>
6月21日(金)18:00公演 新文豪談義・改 登壇者:石川啄木役 櫻井圭登/高村光太郎役 松井勇歩/広津和郎役 新正俊/小林多喜二役 泰江和明 ゲスト:平野良
6月22日(土)17:30公演 白樺派座談会 登壇者:志賀直哉役 谷佳樹/武者小路実篤役 杉江大志/有島武郎役 杉咲真広/里見弴役 澤邊寧央
全席指定:10,500円(税込)
一般発売中
イープラス:https://eplus.jp/bunal7/
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/bunal7/
ローソンチケット:https://l-tike.com/bunal7/
※未就学児入場不可 ※営利目的の転売禁止 ※公演中止を除き、払い戻しはいたしません。予め御了承下さい。
※車いす席をご利用のお客様はをご購入の上、事前にお問い合わせ先にご連絡ください。
※お席の場所によりましては舞台・映像・演出の一部で見えづらい箇所がございます。
※出演者及び公演スケジュールは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
※この物語は、フィクションです。実在する人物や団体、政治、宗教、出来事等とは一切関係ありません。
【リピーター特典】
特典内容:
2回ご観劇…撮り下ろしブロマイド(L判/全8種)を1枚 ※ランダム配布
3回ご観劇…撮り下ろしブロマイド(L判/全8種)を2枚 ※ランダム配布
5回ご観劇…撮り下ろしブロマイド(L判/全8種)を1セット ※コンプリートセット
※2・3・5回目の特典は、同様のブロマイドとなります。
7回ご観劇…ステージブロマイド(L判15枚セット)
【公式HP】http://bunal-butai.com/
【公式Twitter】@bunal_butai(ハッシュタグ #文劇7)
🄫2016 EXNOA LLC / 舞台「文豪とアルケミスト」7製作委員会