【レポート】『青山オペレッタ THE STAGE ～メッザ・ルーナ／光と影～』開幕！

2024年3月28日（木）東京・シアター1010にて、『青山オペレッタ THE STAGE ～メッザ・ルーナ／光と影～』が開幕。

『青山オペレッタ』は、2次元×3次元がクロスする新しい形のメディアミックス演劇コンテンツプロジェクト。
2021年4月に初演を上演し、第6弾となる今作ではドラマCD「メッザ編」のストーリーを原作に、ボイスドラマでも声優を務めた「チーム・メッザ」の南雲朝斗役：橋本真一、椿理玖役：佐藤祐吾、寺嶌渉役：田淵累生、日々野天音役：石橋弘毅の4名を軸に物語が描かれます。

そして「チーム・ノーヴァ」の宮嶋あさひ役：長江崚行、斎鷹雄役：中山優貴、櫻井ノエ役：大隅勇太、加賀見祥太役：友常勇気。「チーム・ピエナ」の美園爽人役：佐藤たかみち、聖波留役：輝山立、横澤寿泉役：平賀勇成、夏目澪役：設楽銀河。「チーム・ファルチェ」の正留宗一郎役：フクシノブキ、八田紀代彦役：堀海登、真鳥夕役：岩崎悠雅。ダンス講師・相良明之介役：杉江大志、演出家・八木尾卓也役：小林竜之。「青山オペレッタ THE STAGE」過去最大となる総勢17名キャストが出演します。

公演は「本編＋劇中劇＋レヴュー」の3部構成となっており、今作の劇中劇ではロマンティック・バレエの最高傑作「ジゼル」を上演。
バレエ演目の「ジゼル」を大胆にアレンジし、メッザ・メンバーを中心にお届けします。

レヴューは、チーム・メッザ2曲、チーム・ノーヴァ1曲、チーム・ピエナ1曲、チーム・ファルチェ1曲の全5曲。
メッザ2曲は2月7日にCD発売された新曲をダンス入りで初披露。またレヴュー前には、相良明之介と八木尾卓也による『AOYAMA トワイライト』、カーテンコールでは17名キャスト全員による『輝く空を仰ぐとき』も披露しました。

また、開幕を迎えるにあたり、代表キャストより意気込みコメントをいただきました。

南雲朝斗役：橋本真一

今回、座長をやらせていただいていますが、青山オペレッタとしてはまだ1年生。メッザのメンバーや先輩方に本当に助けてもらいながら今日を迎えることができました。待望のメッザ公演だと言っていただくことも多いのですが、この作品はみんなに支えてもらいながら各チームの魅力も沢山出していきたいですし、「メッザ公演」と言うよりは「青山オペレッタ」という作品の魅力を届けて、このコンテンツがひとつステップアップ出来るような公演としてお届けしたいと思います。

椿理玖役：佐藤祐吾

前作から参加していますが、雰囲気が変わりシリアスな部分もあり、今作ではストーリーがかなり進みました。役者全員が共感できるような内容でもあり、青山オペレッタならではのストーリーになっていますので、早くお客様にお届けしたいです。レビューショーでは、華やかさを満喫していただけたらと思います。

寺嶌渉役：田淵累生

素晴らしいキャストの皆様に支えられながら、無事に初日を迎えられることを嬉しく思います。青山オペレッタの魅力を伝えられるように頑張ります。

日々野天音役：石橋弘毅

初出演となりますが、先輩たちの胸を借りながら一生懸命メッザの一員として稽古をしてまいりました。これだけの人数が集まったことによる演出や、華やかなレビューショーも用意しているので、是非楽しんでいただいて、応援していただけたらと思います。

宮嶋あさひ役：長江崚行

数年前に初演を迎え、その時はノーヴァと講師陣ら数名から始まったのですが、今ではこんなに沢山の仲間たちに囲まれ、そしてメッザ公演までやっと進むことができたなと、感慨深い気持ちでいっぱいです。今回の座長は真一ですが、僕はコンテンツの座長「コン長」と、あまり聞き馴染みのない言葉で呼ばれるようになりましたので、コン長として、まずはメッザの4人がストレスなく舞台に集中できるようにサポートしていきたいと思います。皆様も是非、応援よろしくお願い致します。

ストーリー

青山オペレッタ――
東京・青山にある、未婚の若い男性だけで構成された歌劇団。
その歴史は古く、１００年以上に及ぶ由緒ある歌劇団で、その成り立ちから女性役も男性が演じるのが特色。

青山一のベネラと呼び声高い、南雲朝斗率いる「メッザ」。
美麗で優秀なベネラたちが集まる「メッザ」には、姉妹のように仲睦まじい、理玖と天音という二人のベネラがいた。
庇護する先輩の理玖と、理玖を盲目的に慕う新人の天音。
だが、新たな舞台の幕開けが、そんな二人に残酷な現実を突きつける。
そして二人の問題は、かつての南雲の傷をも蘇らせることになるのだった――