2024年2月2日(金)東京・I’M A SHOWにて、Classic Movie Reading Vol.2『風と共に去りぬ』が開幕。
本作は、名作映画を朗読劇として上演する「Classic Movie Reading」シリーズの第二弾。
『風と共に去りぬ』は、マーガレット・ミッチェルの同名ベストセラー小説を映画化したもの。この作品では小説ではなく「映画」を原作に、演出を野坂実さん(ノサカラボ)、脚本を開沼豊さんが手がけ、朗読劇として上演。
舞台となるのは、1861年に開戦した「南北戦争」前後のアメリカ南部ジョージア州。美しくもたくましく生き抜いた女性「スカーレット・オハラ」の激動の半生を壮大なスケールで描いた物語です。
スカーレット・オハラ役/紅ゆずる:朗読劇をやらせていだだくのが初めてで、お稽古は(ゲネプロを含めて)5回しかしていませんが、朗読劇にしては多くやっているとのことで。私の中でもまだまだ課題がございますので、初日の3分くらい前まで手を入れていきたいと思っていますので、よろしくお願い致します。
レット・バトラー役/五関晃一:僕は人見知りなので、稽古5日目ですがまだ心を通わせられていない共演者やスタッフの方が何人かいらっしゃるので、その方たちにバレないように、気付いたら心を通わせているっていうのが、課題です。カンパニーとして、ひとつになりたいです。頑張ります。
アシュリー・ウィルクス役/寺西拓人:朗読劇としては稽古は多い方だったとのことで、本番も本当に風のように過ぎ去ってしまうくらい、あっという間に終わってしまうと思うので、噛み締めてやりたいです。
紅:一番最初に台本に目を通した時、どうしてもレットのところを読んでしまって、そこに自分でもビックリしました(笑)。私がレットだったら「スカーレットのこういうところが可愛いな」って、思うだろうなとか考えたりしましたし、スカーレットは、レットが言ってくれたことによって、本当に愛しているということに気付く。大きな視野を持つレットと、その時その時を感情に任せて生きているスカーレット、生きているペースが違う2人をどっちもやらせていただくことはなかなかないので、私自身も大変勉強になりました。
五関:名作であり、沢山の方々に愛されたキャラクターだったので、もともとプレッシャーを感じていました。こうして間近に実際にレットを演じた方もいらっしゃるので、心の中で「レットはそうじゃないんだよなぁ」とか思われてるのかな…とか、最初はそう考えたりもしていました(笑)。いまは僕の中でのレットというものが作れたと思っています。
稽古で役作りをする際、野坂さんに「声色から入るのではなく、リアクションからついてくるものだから、声からの役作りはしなくて良いです」と言われていたのですが、今日(ゲネプロで)、どうやったらイケメンに聞こえるだろうって、声探しちゃいました(笑)。本番ではやらないようにします。
寺西:朗読劇の経験はありますが、その際は舞台セットもあってある程度動いたりも出来て、読む以外の表現ができましたが、この作品は、立つ・座る・読む、しかない。そこに対する挑戦は大きいですし、楽しんでいきたいです。
野坂:本作は映画を朗読化したもので、最初に映画のフィルムが流れてから朗読の本に切り替わって物語が展開していく。そして物語が終わったら、朗読の本が映画のフィルムに戻っていく。映画から物語を借りていくというコンセプトにしました。そこが日本で初めてのコンセプトだと思うので、新しいものになっています。
Classic Movie Reading Vol.2「風と共に去りぬ」
演出:野坂実(ノサカラボ)
脚本:開沼豊
出演
紅ゆずる
五関晃一
寺西拓人
平田裕香
長戸勝彦
篠原夢
武井和歩
井上歌奏子
栗原樹
維東れいな
公演日程:2024年2月2日(金)~4日(日)
2日(金)14:00/18:00
3日(土)14:00/18:00
4日(日)12:00/16:00
会場:I’M A SHOW(アイマショウ)
■チケット (全席指定・税込)
・前売 S席 9,900円(別途1ドリンク)/A席 9,000円(別途1ドリンク)
※当日券は+500円
制作協力:ABC&SET
主催・企画・製作:style office
宣伝:キョードーメディアス
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/cmrstage
公演公式サイト:https://gwtw-reading.com/
お問合せ:stage.contact55@gmail.com