【オフィシャルレポート】吉高志音がカレンダーブック発売記念イベントに登場「1人じゃないことを強く感じてほしい」

「吉高志音2024カレンダーブック」の発売を記念したイベントが、1月6日(土)に開催。イベントの前に行われた会見に、吉高志音が登場した。

舞台やミュージカルを中心に活躍する俳優・吉高志音が、2024年のカレンダーブックを発売した。躍動感あふれるスポーティーなスタイルや、自身も好きだという古着テイスト✕眼鏡のスタイリング、まるで映画の登場人物のような雰囲気のスタイルから、リラックス感あふれるニットスタイル、白シャツ姿のシンプルなスタイル、素肌✕黒ジャケットの大胆なスタイリングなど、さまざまな衣装とシチュエーションで撮影。全6タイプの衣装を着こなし、吉高の新たな魅力が発揮された作品となっている。

今回のカレンダーでは、自身の新しい一面が見られたという吉高。昨年発売されたカレンダーより表情が進化したそうで「(表情が)ちょっと大人になったと思います。今回は衣装も全部選ばせていただいて、自分の好きな色っていうのが変わってきているなと思いました」と出来上がったカレンダーを手にした感想を語った。

衣装は「普段絶対着ないような組み合わせ」を意識して選んだそうで、「(カラフルなTシャツにバスケットボールを持っている)9月のカットは、絶対にその服でバスケしないだろうなと思いましたが、インパクトが強かったこともあって、自分的にはそれがいいなと。奇抜なサングラスをして撮らせていただいたので、すごい楽しかったですね」と撮影を振り返った。

お気に入りのカットには、黒いジャケットの衣装でマスカットを持ち、クールな表情を浮かべている10月の写真をセレクト。「写真を撮るときに、着ている人のことをイメージして、写真をいろいろ撮らせていただきました。素肌にジャケットを着たので、イメージとしては、パリコレとかのモデルさんのような雰囲気で撮れたらいいなと思って、いろいろ試しながら撮りました。その時だけモデルさんたちの気持ちになれたので楽しかったです」と撮影時のエピソードを披露し、「マスカットも実際に食べて、すごいおいしかったです(笑)」と茶目っ気たっぷりに答えた。

カレンダーの発売イベントは昨年12月24日にも実施され、ファンから直接カレンダーの感想も聞いたそうだ。「この1枚だけが好きっていうのが意外となくて、みんなバラバラに好きで、それがうれしかったですね。偏りなく、いろんな僕のことを好きになってもらえたので、これから自分が表現するものも、もっといろんなことに挑戦していいんだなって思いました」と声を弾ませた。さらに、「母は、僕と同じで黒いジャケットが好きって言っていました(笑)」と家族の反応も明かした。

そんなこだわりと思いがたっぷりつまったカレンダー。どんな風に楽しんでほしいか尋ねられると「僕も昨年のカレンダーと今年のカレンダーを部屋に飾っていて、より近くに僕のことを感じてもらえると思うので、実際に手に取った方たちにもそれを感じていただきたいです」とアピール。続けて、「SNSで見たのですが、ページに合わせて自分の部屋の雰囲気とかも変えているファンの方もいらっしゃって、それも1つの楽しみ方なのかな」と新しい楽しみ方を紹介した。

MANKAI STAGE『A3!』ACT2!シリーズで泉田莇役を演じる吉高。泉田がメイク好きであるキャラクターにちなんで、自身の“美意識”について聞かれると、「撮影の1ヶ月前からが勝負の期間で、塩分や油分の多いものを控えたりして食生活に気を付けたり、運動や体づくりをして、普段より高い化粧水やパックを使って、肌のケアにも気をつけていています」と回答。「“食塩相当量”というこの5文字にずっととらわれていました(笑)」と会場の笑いを誘った。誘惑に負けそうな時もあったそうで「始めてから3日目ぐらいが大変ですね。めちゃめちゃ濃いチョコレートケーキとか食べたくなりましたが、我慢しました」と勝負の期間を乗り切って安堵の表情。カレンダーの撮影が終わってからは節制はやめたそうで、「撮影の時に出たポテトチップスが本当に久しぶりでおいしくて、止まらなかったです(笑)。この前もそのポテトチップスをまた買って、年末に食べました。素敵な年末になりました」と満足気に答えた。

吉高は、2月に韓国発の人気ミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」で情に厚いムードメーカー・ジフン役を務める。「ジフンは、仲間思いなところがあるので、そこをより一層深めて、表現としてどうやって見せていけたらいいのかを模索しながら稽古に臨んでいけたらなと思います」と役への向き合い方についてコメント。「作品的にも伝えたいことがたくさん詰まっているので、ぜひ見ていただきたいです」と意気込んだ。

また、新年の抱負については「役者として、見ていただく皆さんの心にちゃんと届くものをという思いがあって、それを今年はより一層考えていきたいですし、心に届けるために、自分の中でも、燃えるような、かつ、色に染まり切らない透明な心というものをもっと突き詰めていきたいと思います」と宣言。さらに、「歌や絵を描くことも好きなので、いろんな表現を絶えず挑戦していきたい」と多分野での活動にも積極的な様子をみせた。

最後に、「いろんな僕の姿を見ていただいて、それが皆様の日々の心のよりどころになって、1人じゃないってことを強く感じてもらえたら僕は本当に幸せなので、ぜひ一緒に一歩一歩、歩んでいけたらなと思います。これからもよろしくお願いいたします」とファンへのメッセージを丁寧に伝え、会見を締めくくった。さらなる活躍に期待が高まる吉高の今後に注目していきたい。

【商品概要】
「吉高志音2024カレンダーブック」
●発売日:2023年12月8日(金)<好評発売中>
●定 価:3,300円
●発 行:東京ニュース通信社
全国の書店、ネット書店にてご購入いただけます。詳細はTOKYO NEWS magazine&mook<https://zasshi.tv/>をご確認ください。

Rie Koike

Share
Published by
Rie Koike