植木 豪 演出作品『BREAK FREE STARS』が、いよいよ 10 月 23 日(月)に IHI ステージアラウンド東京にて開幕。
HIPHOP を禁じられた街で囚人となったヒップホップスターたちと、それを取り締まる刑務官たちの対立と葛藤を“ダンスパフォーマンスステージ”として描く本作の稽古の様子を、写真&レポート、スポット映像としてお届け。
この日の稽古は、物語冒頭部分の場当たりから始まった。ヒップホップの聖地・クラブ“BREAK FREE”でダンスバトルに興じるヒップホップスターたちが、突入してきた刑務官たちに逮捕されてしまうシーン。
本作は 360 度に広がるステージが客席を囲む、IHI ステージアラウンド東京で上演される。広いステージを生かした迫力あるパフォーマンスをつくりあげるため、演出の植木 豪がキャスト 1 人 1 人に声をかけ、キャストも積極的に意見を出して議論を重ねていた。Toyotaka、HILOMU、RYO らがそれぞれの特技を生かし、パフォーマンスの指導を行う場面もみられた。
ヒップホップを愛する若者たちと、それを害悪として取り締まる刑務官。普段は役柄と関係なく仲が良いキャスト陣だが、物語では一変、一触即発の対立が描かれる。クガ刑務局長(高橋駿一)を筆頭にソーマ刑務官(阿部顕嵐)、コウチ刑務官(高野渉聖)らがクラブ“BREAK FREE”に突入。迫力溢れる、アクロバットを交えたアクションシーンが繰り広げられていく。ヒップホップスターたちは捕らえられ囚人となってしまうが、ソーマ刑務官はかつてアースたちと共にヒップホップを楽しんでいた過去があるようで…。
今作の魅力のひとつとなるのが、個性豊かな囚人たちだ。新進気鋭のダンサー・シャイン(宇佐卓真)とデュークの諍いにユーサク(Toyotaka)が怒り、他の面々も巻き込んだつかみ合いの喧嘩に発展してしまう。
稽古場にはボールやフラフープなど、監獄にあるまじき小道具がたくさん用意されていた。それらが囚人たちによって、一体どのようなパフォーマンスに使われるのか。
『BREAK FREE STARS』は、植木 豪演出のノンバーバル(セリフのない)ダンス作品『BREAK FREE』を原作としている。本作には台詞はあるが、ヒップホップを愛する囚人たち、それを害悪として取り締まる刑務官たちの対立、信念のぶつかり合いは、多くのシーンで“ダンスパフォーマンス”として語られる。アースとソーマ刑務官、彼らを取り巻く登場人物たちの心情や葛藤もまた、ダンスによって描かれている。
囚人となったヒップホップスターたちは自由を取り戻し、ヒップホップを守ることができるのか。
「Hip Hop is not a crime」
信念を貫く彼らの姿を、ぜひ劇場で見届けてほしい。
<スポット映像>
稽古の様子を撮影したスポット映像を解禁!
日時・劇場
2023 年 10 月 23 日(月)~11 月 5 日(日)
IHI ステージアラウンド東京
演出:植木 豪
脚本:亀田真二郎/大西雄仁
音楽:田中マッシュ
出演
木村慧人(FANTASTICS)
後藤 大
高橋駿一
松田昇大
吉岡 佑
宇佐卓真
Toyotaka
HILOMU
RYO
高野渉聖
SHINSUKE Dolton KIMUTAKU KENTA GeN 神谷亮太 河島樹来
阿部顕嵐
チケット情報
<料金>12,500 円(全席指定/税込)
<一般発売日>2023 年 9 月 30 日(土)10:00
主催:『BREAK FREE STARS』製作委員会
お問い合わせ:Mitt TEL:03-6265-3201(平日 12:00~17:00)
公演概要 https://www.nelke.co.jp/stage/breakfreestars/
公式 X(旧 Twitter) https://twitter.com/breakfreestars(@breakfreestars)
Ⓒ『BREAK FREE STARS』製作委員会
IHI Stage Around Tokyo is produced by TBS Television, Inc., Imagine Nation B.V., and The John Gore Organization Inc.