【あらすじ】
主人公・如月響也と幼馴染の小日向かなでは響也の兄・如月律率いる星奏学院オーケストラ部に入部し、様々な葛藤を繰り返しながらも全国出場を目指す仲間に囲まれて、ヴァイオリン奏者として大会出場メンバーに選ばれる。厳しい練習の日々を乗り越え、至誠館高校吹奏楽部との対決を制するものの、部の柱である律は無理をしたことでもはやコンクールで演奏できる状態ではなくなってしまう。不安を乗り越え、次なるセミファイナルでの戦いに向けて律の指導のもと練習に励む星奏学院のオーケストラ部、一方、次のステージで彼らを待ち受けるのは、華麗なパフォーマンスで会場全体を湧き立たせる、東金千秋を筆頭とした圧倒的人気を誇る神南高校管弦楽部という大きな壁である。強豪・神南高校とそれを打ち破るべく奮闘する星奏学院、どちらが勝つことができるのか、チーム同士の手に汗握る総力戦が始まろうとしている。再び自身の音と向き合う響也や、千秋の実の父親との因縁など、それぞれの想いをのせて今、舞台の幕が上がるー
