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【レポート】「ノートルダムの鐘」普遍的なテーマ性、後世に残るミュージカル

アニメとはストーリーが異なるので、アニメにない楽曲も多数ある。しかし、どの楽曲も重層的で作品の要となっている。楽曲はほとんど途切れることなく、物語と人物の光と影を語り、描写する。オラトリオを彷彿とさせる壮厳な楽曲で、アラン・メンケンとスティーヴン・シュワルツの手腕は流石という他ない。極めて演劇的、エモーショナル、かつ人間的なアプローチ、天井から出現する鐘は、もう圧巻!ロープで鐘をつくカジモド、渾身の力を振り絞って鐘を鳴らすが、何かカジモドの本当の心の熱さも感じさせる。フロローの歌う「地獄の炎」(「Hellfire」)、彼の心情を吐露、生まれて初めて感じる女性への熱い想い、彼の魂は引き裂かれている。訳詞もその心を伝えており、パワフルなメロディにのって観客の心に響かせる。

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2.5news(編集部)

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